

SANYO復活
大海物語4 BLACK(ブラック)が全国のホールに導入されて以来、当倶楽部の事務局には大海物語4 BLACK(ブラック)の攻略に関するお問い合わせが後を絶ちません。
通常は導入日より一ヶ月が経過すればメールのラッシュも一段落するのですが、今回ばかりはどういうわけか連日にわたって舞い込むお問い合わせのメールの数が一向に減少しません。
皆様もご存知のように、かつての海物語シリーズは他社の追随を許さないパチンコ機種の「絶対王者」として不動の地位を築いていました。
全体の約3分の1、あるいは約半分が海物語シリーズで埋め尽くされていたホールも珍しくないほどでした。時期としてはスーパー海物語が発表された頃でしょうか。
しかし、今、その人気が再燃している気配が漂っています。
里帰り?
察するに、海物語シリーズは今まであまりにも人気がありすぎただけに、しばらくの間、パチンコファンも倦怠感を抱いていたのでしょう。

海物語シリーズには人々の気持ちを和ませる不思議な魔力が潜んでいます。
最も信頼度の高いスーパーリーチとされる魚群さえもそれほど高確率に設定されていない代償として、なんでもない普通のリーチでも当たることのある意外性や思いもかけないタイミングで打ち手をびっくり仰天させるサプライズ的な当たり(ぶるぶるチャンス、ウリンチャンス、レッツマンボー、レッツシーサー、ビッグバイブ、一発告知等)がパチンコファンの心を揺さぶるのでしょ
う。

都会暮らしに憧れて、東京や大阪などの大都市に職を求めた人たちが生存競争の激しさや都会特有の人情の欠落などに疲れ果て、住み慣れた故郷に帰ったようなものかもしれません。やはり、自分にはここが一番だ、と。
海物語を打つ最大の理由
海物語シリーズの魅力はそれだけに留まりません。
素人を熱狂させるのは海物語シリーズに特有な意外性ですが、攻略に長けた人々を喜ばせるのは、なんといっても先の展開の読みやすさです。
プロでなくても、観察力の鋭い方は台が放つサインを見逃すことがないはずです。海物語シリーズをこよなく愛する人が海物語にこだわる最大の理由がここにあります。
パチンコ総合攻略ノウハウ、最強攻略法・海殺しXはホルコン攻略を礎にしたものですので、海物語シリーズに限らず海以外の他機種にも通用するのですが、私どもが海物語シリーズの攻略に血道を上げ、皆様にも海物語シリーズの攻略を推奨するのはそれゆえです。(具体的なホルコン攻略法は海殺しXのテキストブック📖に含まれる)
伝説の棋士
話は変わりますが、昔、「棋界のプリンス」と称され、絶大な人気を誇った真部一男(まなべかずお 本名:池田一男)という天才棋士(故人・九段)がいました。
デビュー直後の真部さんは、タイトルの大半を独占していた当時の最強棋士、中原 誠16世名人と互角以上に渡り合う戦績を残していました。

しかし、その類稀なる才能は誰もが認めるところでした。最盛期を過ぎた頃でさえ、NHK杯戦では史上最強の棋士とも目される羽生善治竜王を負かしています。
人気の秘密
真部さんの人気は天才的な強さだけに由来するものではありませんでした。端麗な容姿、ずば抜けたファッションセンス、全身から漂う気品、多芸多才、教養の深さ、作家顔負けの文章力などにも人々は魅了されました。
特にビジュアル的な魅力は申し分なしでした。私(佐々木)が今までに見たことのある男性の中で、これほど眉目秀麗な人はいないと断言できます。
若い女性にはたまらない魅力があるのでしょうが、どことなく軽薄な印象が拭い切れない人が多く、全世代から支持される容貌とは言い難い気がします。
その点、若い頃の真部さんは年齢不相応の落ち着きがあり、言葉遣い一つとっても、教養がアクセサリーとなっていて、ネックレスやブレスレットをちらつかせるだけでまともな日本語すら話せない近頃のイケメン男とは大違いでした。
日常会話の中で凡人が知らない風流な言葉が自然と出てくる真部さんの格好良さはあらゆる世代の尊敬を集めたものでした。
隠れたフィーバー
残念ながら、真部さんが55歳という若さで急逝されてからすでにかなりの歳月が流れているため、ネット上には若かりし頃の真部さんの画像がほとんど残っていません。
あることにはあるのですが、実物よりもかなり悪い写真映りとなっています。どなたかYouTubeにでも当時の真部さんの風貌を伝える動画をアップロードしていただけないものでしょうか。
のちに離婚してしまいましたが、草柳文恵さん(ニュースキャスター、元ミス東京)との結婚は記者会見まで開かれ、真部さんはワイドショーの主役にもなりました。
(故・草柳文恵さん)
最近の将棋界は藤井聡太七段や加藤一二三九段(ひふみん)らの大活躍でかつてないほど脚光を浴びていますが、真部さんが存命中の将棋界はそこそこに世間の注目を集めてはいたものの、今ほどには盛り上がっていませんでした。
棋士の結婚で記者会見が行われたのは真部さんのケースが初です。
真部さんは天才的なIQの高さ(たしか200前後)でも知られ、あるクイズ番組に出演した時の神がかった解答能力は(お若い方には通じない表現でしょうが)「クイズダービー」のはらたいらさんを彷彿させました。
現在の藤井フィーバーの前には羽生フィーバー(七冠達成)がありました。羽生フィーバーの前には谷川フィーバー(史上最年少名人)がありました。これらはマスコミが将棋界を過熱報道した三大フィーバーと言われていますが、実はその前にも真部フィーバーという隠れた歴史があったことを知る人は今ではそれほど多くありません。
男らしい逸話
真部さんは芯の強い人でした。
巣鴨高校在学中、デビュー前の真部さんは棋士の養成機関、奨励会で修行中の身でした。
真部さんは学校にも将棋の盤駒を持ち込み、休み時間や放課後には将棋の研究をしていました。棋士を目指している以上、将棋が生活の中心になるのは当たり前のことです。
ところが、アホな担任教師が「学校に不要なものを持ち込むな!」と怒鳴りつけ、盤も駒も没収してしまうという事件が起こりました。

「俺は将棋を指すために生まれてきた男だ。我が命に等しい将棋を否定する学校に、これ以上在籍する価値はない」

真部さんの格好良さは将棋の強さやビジュアル面だけによるものではなく、実はこのようなプライドの高さにその本質があります。
海を打つために生まれてきた
例によって話が脱線してしまいましたが、近頃は私の書く読み物の妙味はパチンコとは無関係な話にあるというご感想を送ってこられる方が増えています。
特に将棋関係の話はやたら多いのですが、今回、紹介した逸話は相当な将棋通でも知る人はほとんどいないでしょう。棋士や業界関係者でさえ知っている人はごく少数です。
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様にはパチンコの腕前だけでなく、精神面も鍛錬していただきたいとの願いから思わず筆が滑りました。
高校を中退した人を絶賛するのも妙なものですが、世間体や一般常識にこだわらない強い生き方ができる人は幸せなのだと申し上げたいのです。
真部さんが将棋を指すために生まれてきた男であれば、私は海を打つために生まれてきた男です。(一語入れ替わるだけでお笑いの対象になる不安もなくはないが
)

要は、たかがパチンコと言わず、攻略に真剣になることが大切であるということです。
嬉しい悲鳴
さて、話を元に戻しますが、海物語シリーズの人気が再燃していることは当倶楽部にとっても嬉しいことです。
しかし、大海物語4 BLACK(ブラック)に関するお問い合わせが多すぎるため、少人数で運営している当倶楽部はその対応に苦戦を強いられています。
ご質問のメールには100パーセントの返信を旨としていますが、現在は迅速な返信ができていません。(私どもにも本業があります)

ちなみに、技術的なことに関するご質問の大半には私一人で対応しています。
よくあるご質問
大海物語4 BLACK(ブラック)関係のご質問の中で最も多いのは「最強攻略法・海殺しXは大海物語4 BLACK(ブラック)にも通用しますか?」というものです。
もちろん通用します。通用するどころか今までの海物語シリーズの中でもかなりの相性の良さを感じます。
こんなご質問が寄せられるのは公式ホームページのタイトルがいまだに「大海物語4、沖縄4攻略の秘伝公開」となっているためかもしれません。
私どもは新機種が登場するたびに適宜、ホームページのタイトルを変更してきましたが、(1)今でもスーパー海物語IN沖縄4を設置しているホールが多いこと、(2)大海物語4 BLACK(ブラック)という機種名が長すぎることを理由に、今回はタイトルの変更を差し控えました。とはいえ、ホームページの上の方に大海物語4 BLACK(ブラック)の検証が完了した旨を目立ちにくい小さな文字でありますが、明記しています。
大切なお知らせ
要するに、今まで同様、海殺しXが十分すぎるほど通用するわけですが、一点だけ注意事項があります。

たとえば、大海物語4 BLACK(ブラック)が大海物語4、スーパー海物語IN沖縄4、何らかの海物語シリーズの甘デジなどと一緒になるケースが珍しくありません。
そのようなホールにおいて勝負を挑まれる方は必ず【おすすめ】パチンコバラエティーコーナー攻略とその記事中にリンクされている複数スペック混合のシマでの戦い方を詳しく説明したコラム(前編及び後編)を必ずお読み下さい。
本日の時点で大海物語4 BLACK(ブラック)で大勝ちしたリヴィエラ門下生から94通の戦績報告のメールが寄せられています。この数字も過去の機種にはなかった新記録です。皆様の更なる躍進を期待しています。
リヴィエラ倶楽部