スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の攻略のポイントを解説
一般ST機の連チャン継続テクニックも伝授!
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海物語シリーズ25周年記念機
異色の新機種
当初の予定よりかなり遅れましたが、海物語シリーズの新台、Pスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風がついにリリースされる運びとなりました。
スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は全ての大当たりが継続期待値90パーセントの超旋風RUSHに突入するという従来の海物語シリーズには見られなかった異色のスペックに仕上がっています。好調台であれば30連荘以上の爆発も十分に期待できます。
SANYOの記者会見上の発表によれば、導入日は2022年7月19日とのことです。
若者狙い
常に安定した人気を誇る海物語シリーズですが、その人気を支えるのは主に中高年のパチンコファンです。それを意識してのことなのか、マリンやワリンが着物を着て演歌を歌ったりしていますが、今回の新機種は明らかに若い人をターゲットにしています。
SANYOの挑戦
最近は徐々にパチンコ店に若者が戻りつつありますが、彼らは「海」にはあまり興味がないようです。
一連の諸法則さえ学べば台の好調、不調の識別が容易であり、当たる前の予兆もハマリのサインもふんだんに散りばめられている海物語シリーズという最も勝ちやすい機種に見向きもせず、刺激だけがやたらに強い戦闘ものやアニメとのタイアップ機種を好んで打つ若い人たちを見ていますと、少し首を傾げてしまうこともありますが、今回、リリースされるスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風には若者たちも飛びつくはずです。
ヤングパチンカーの特徴
主に仕事帰りにパチンコを打つ若い人たちの大半は平日の昼間からのんびりとパチンコを打つお年寄りとは違って、ホールに長時間にわたって滞在していつまでもパチンコを打ちたいとは思っていません。
午後7時頃に入店しても、閉店まで打ち続ける意気込みのない人がほとんどです。
必然的にパチンコを打つ時も無理のない予算を決めて、一撃大連荘が可能な機種、時間効率の優れた機種を打ち、1時間か2時間以内に当たらなければダラダラと打ち続けずに家に帰るという人が多いようです。
画期的なスペック
彼らが好むラッシュ機能付きのパチンコは一般的に「天国か地獄か」と言われる、いわゆる波の荒い機種です。天国(ラッシュ突入)の場合は当たった後に爽快感を味わうことができますが、地獄(単発)の場合は当たってもごく少量の出玉しか得られません。
天国か地獄かという不安に苛まれる人々を大いに刺激する画期的なスペックを備えて、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は登場します。
スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風のスペック
▼大当たり確率
約319.68分の1(通常時)
約3.99分の1(超旋風RUSH中)
▼ラッシュ突入率 100%
▼継続期待値 約90%
▼ST回数 6回+残保留2回
▼ラウンド数 10R or 7R or 3R
▼賞球数 3&1&4&10
▼出玉
1000個(10R) 700個(7R) 300個(3R)
▼振り分け
58%が7R 42%が3R (通常時)
20%が10R 80%が3R (ラッシュ中)
魅力はどこに?
パチンコに慣れた方であれば、このスペックをご覧になって、「一回の当たりの出玉を少量に抑える代償として、爆発すればどこまで連荘が続くかわからない爆裂タイプだな」とすぐに気づかれるはずです。
「何を犠牲にして何を実現させるか」というメーカーの発想が新鮮味のある機種を生み出します。そして、「なんのためにその新機種を開発したのか」という我々の思索がメーカー側の意図を浮き彫りにします。
世代によって異なるもの
爆発した人が何本もジュースを買って仲間の一人ひとりに配ったりしていますが、毎日、会う人たちであっても、きっと名前すら知らないのでしょう。
空しい気もしますが、このような他人との絆、心のふれあいが年配者の足をホールに向かわせるのです。歌が好きな年配者がお金のかからないカラオケボックスに行かずに、常連客と話のできるカラオケスナックに行く動機と似ています。
一方、若者は仕事上のストレス、人間関係の悩みなどを紛らすためにパチンコを打つ人が多いようです。他にも様々な理由があるでしょうが、いずれのケースにも共通するものは非日常的な強い刺激を求めているということです。
出玉数は多くなくても夢のような大連荘が実現すれば、ストレスの発散ができます。
若者好みの波の荒い機種が当たっても天国か地獄かわからないという期待と不安が交錯することに着目したSANYOは敢えて一回の当たり出玉量を抑えて、超旋風RUSH突入率100%という最大のセールスポイントを実現させました。
夜桜超旋風の爆発力
このスペックの場合、パチンコの大当たりを裏で操るホルコンは好調サイクル突入中の台には既述の如く30連荘以上の爆発を簡単に許すことになります。(サイクル及びサイクル変換及びホルコン攻略法に関しては最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)
可もなく不可もなしという平均的な台でも、このスペックでは10連荘は朝飯前ですので、30連荘というのは、従来の海物語シリーズ(ミドル)における10連荘前後に相当すると言えるでしょう。
なお、ホルコンの裏の機能を懐疑する方には、下記のコラムがおすすめです。
予想されるブーイング
海物語シリーズの面白さに大工の源さんのスピード感が加味された斬新な台ではありますが、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の継続期待値は90パーセントとはいえどもST回数が少なすぎます。不運にも期待外れの連荘数(10連荘未満)で終わることも覚悟しなければなりません。
新台によくある初打ちの評価と感想を書き込むサイトにマナーの悪い人たちから「このクソ台」、「5万円注ぎ込んで単発かよ。何が継続率90パーセントだ」、「3Rx7連で終わりだと? ふざけんじゃねえ」、「海はもう終わった。ジジババと共に死ね」というような毎度お馴染みの品性下劣なコメントの数々が寄せられることが早くも予想されます。
感情ではなく論理で
このような感情的な書き込みをする人は永遠にパチンコ勝ち組に入ることができません。当ブログに集われる皆様のように、冷静沈着にパチンコというものを分析して、ホルコン制御というシステムの隙を突いた攻略を模索される方々のみが現代のパチンコを制することができるのです。
玉虫色のスペックにも必ずどこかに不都合な点が潜んでいるものです。
ここでは論理的にスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の攻略上のネックがどこにあるかということを探ってみましょう。
唯一のネック
スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は②のタイプですので、一瞬でもホルコンが連荘中の台が所属するグループ(ユニット)から離れてしまえば、その間は自力(大当たり乱数的中)で当たり続けない限り、連荘はストップしてしまいます。
その意味ではプロ好みの機種ではありません。(理由は以下参照)
連荘を継続させる技
ドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略(後編)にも書きましたが、確変中の大当たり確率が低めのST機には「連荘継続の技」を使うことができます。
ST中にリーチやリーチ前の演出がほとんど発生しない時に、ホルコンが他のグループに道草をしていることを疑って、しばらく打たずに休むのです。
同様に、ST中に強力なスーパーリーチが何度も出て当たらない時、あるいは、信頼度の低い弱いスーパーリーチばかりが異常に多発する時も少し休みます。(註・弱いスーパーリーチが適度に発生する時はその後に決め手となる強いスーパーリーチが出やすいため、休んではいけない)
この場合は自分のグループの他の台が当たり番(ホルコンが次の当たりを予定している台)になっていることがほとんどです。
グループ構成の知識に加えて対立グループの知識まであれば、打ち出し再開のタイミングもかなり正確につかめます。(ホルコンは自分のグループと対立グループの間を行ったり来たりする習性があるため。自分のグループ内の台もしくは対立グループ内の台が当たったのを見届けてから打ち出しを再開すればよい)
ホルコン、グループ云々という小難しい専門知識を全く持たない人であっても、ST中になんの手応えもない時、あるいはその逆(強力なスーパーリーチが何度も外れるとか弱いスーパーリーチばかりが異常に多発して当たらない等)の現象が生じている時に、一旦打つのをストップして、同じシマにある確変中の台を適当に何台か当たらせた後に打ち出しを再開すれば、成功率は専門知識を持つ人よりも劣りますが、命拾い(ST終了=連荘終了を免れる)する機会が増えます。
連荘継続打法の仕組み
それが他のグループの台であれば、それを契機にホルコンがそのグループから離れて自分のグループに戻ってきたと仮定して打ち出しを再開するわけです。(戻ってきた場合は高確率で確変中の自分の台が当たり番になる)
一撃入魂
このことをリヴィエラ門下生の皆様であれば実体験を通して確信されているはずです。
一回の初当たりで少しでも多くの出玉を稼ぐのがプロというものです。
ST機の場合はST終了=連荘終了の危機を免れるためにあらゆる手段を使って奮戦します。これが一撃入魂のパチンコ道というものです。
プロの判断力
但し、このような技が使えるのはST回数の多い機種に限られます。
過去の海物語シリーズのST機であれば10~15回転回してみてリーチやチャンス目が全く出なければ休みます。(スーパー海物語IN JAPAN2金富士であれば、保留変化のチャンスが何度も生じながらリーチにならないというような状況もこれに含まれます)つまり、全体的に動きが鈍い時に「これはホルコンがグループから抜けている」とプロは判断します。
様々な動きがあるものの、当たりの期待できる強力なスーパーリーチが発生しない、あるいは、当たりの期待できる強力なスーパーリーチでも当たらないというような状況になれば、「自分のグループにホルコンが残ってはいるが、グループ内の他の台が当たり番に選ばれているために自分の台が当たらない」か「対立グループにホルコンが道草をしている」とプロは判断します。
打たずに数分間休むというのは、想定される阻害要因を除去するためです。
ベテランユーザーの眼力
リヴィエラ門下生の皆様からいただくメールの中で非常に多いものは、「自分の台がなかなか当たらない時に自分の台よりも先にどの台が当たるのか一瞬でわかる。そして、その予想が外れることはほとんどない」というものです。
その他の武勇伝も
将棋のプロ棋士が対局を終えてから「あの時、3四桂に代えて、3三銀と指していればどうでしたか?」とかなんとか言う否や、双方が物凄いスピードでその局面に戻す光景をテレビ対局などでご覧になって驚かれた人は少なくないと思います。
将棋の初級者がそのようなシーンを見れば「一体、この人たちはどういう頭の構造をしているんだ!?」と腰を抜かして驚きますが、実際は過去の局面に戻す作業というのは、アマチュアでも有段者の実力があれば簡単にできます。
次に当たる台を言い当てることもそれと同じなのです。
友人とパチンコを打ちに行き、「あの台、すぐに当たるから見ていてごらん」とか言って、予言が的中して友人を驚かせたというようなエピソードも最近になってリヴィエラ門下生の皆様からよく聞くようになりました。(【機種不問のパチンコ攻略】危険領域速攻法とは何か?を発表して以来、そのようなメールが急に増え出しました)
何故かこのような腕自慢のメールを送ってこられる方々は男性門下生ばかりです。(女性門下生の皆様からも愉快なメールをお待ちしています!)
ST機特有の難点
通常の確変ループタイプ(確変で当たりさえすれば次の当たりが保証されているもの)であれば、ホルコンが自分のグループから抜けたり、グループに残ってはいても自分以外の台を当たり番にしている時は確変中にハマるだけですみます。
当たりさえすれば確変状態が継続する代わりに、ST回数が尽きてしまった場合はゲームオーバーとなってしまうのがST機に特有の難点です。
やけに多い数珠連
しかし、ST機の特徴の一つとして、ホルコンがグループから逃げたために台の実力に見合わない不運な連荘数で終わってしまった台をホルコンがST終了後、すぐに再び当たらせるというものがあります。
スーパー海物語IN JAPAN2金富士や大海物語4BLACK等で経験された方は少なくないと思いますが、折角当たったのに単発や期待値未満の連荘で終わってしまって肩を落としていると、ST終了後にすぐに再び当たって、そこから快進撃が始まる好調台がST機には頻繁に見られます。
二度目の初当たりで快進撃が始まるのは好調台によく見られる特徴ですが、ごく普通の台でも2連+4連程度のぱっとしない順調な数珠連(?)は珍しくありません。
スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の場合、記録的な大連荘につながる台は、一連の花の慶次シリーズのように、少ない出玉の当たり(3R)が中心になるはずです。
それとは対照的にマックス当たり(10R)が20パーセントを遥かに上回る頻度で発生する台(2回に1回が10R当たりであるとか、3回連続で10R当たりが出る等)は連荘数はそれほど伸びない傾向にあることが過去の爆裂機、ギンギラパラダイス情熱カーニバルなどの事例から明らかになっています。
連荘数は期待外れでも、それなりに満足のいく出玉になった台はサイクル状態が良好であれば、すぐにまた当たる可能性が高いと言えます。
さて、再度の初当たりが「すぐに」来ると言っても、保留玉で当たってしまうような全く玉を使わずにすむケースもあれば、20~30回転は玉減らしをさせられるケースもあります。100回転くらいの消耗を余儀なくされるケースもあります。
それはホルコンがいつまで他のグループに浮気をしているかにかかっています。
求められる決断
ST終了後、保留玉では当たらなくても、2~3回のリーチで当たってしまう場合は取りこぼしというミスは滅多に生じないでしょう。
ST終了後、リーチがほとんどかからない時やトントン拍子に5回くらいリーチが発生して当たらなければ、「すぐに」とは言っても、もう少しの辛抱が必要です。
しかし、必ずしも順調な数珠連が待ち受けているとは限らないため、リーチやスーパーリーチの頻度や出方を見て、継続プレーをすべきか別の台に移動すべきかの選択に迫られることになります。
夜桜超旋風の悩ましさ
このような決断に迷わずにすむために、前述した手法を駆使して、連荘継続を狙うのがプロの技なのですが、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の場合、ST回数が少なすぎてこの技が通用しません。
保留変化のチャンスが生じながらそれを見送ってしまったとかリーチが全く発生しないというような動きの鈍い状況の時、あるいは、「運気上昇中」という演出が生じながら魚群が出ず、当たりもしないというような当たりを期待させた後に失望させる状況の時に休みを入れてから打ち直すと、なんとかST終了前に当たって首がつながることがよくあります。
このようなプロの技が全く通じないのが超絶スペックに仕上がっているスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の最大のネックです。
台の識別が必要
したがって、期待値未満の連荘数で終わってしまった場合、その台がロムの弱い台(サイクル状態の悪い台)であるが故に実力相応の結果に終わったのか、それとも好調台であるにもかかわらずホルコンが台の属するグループから逃げたために不覚にも不運な結果を招いたのか、通常プレーに戻ってからの成り行きを見ながら早期に識別をしなければなりません。
後者のケースであれば、比較的早い段階で再度の初当たりが発生して、好調台であれば今度こそ胸のすくような大連荘が期待できます。
テキストに忠実に
連荘終了後に台のサイクル状態を見抜くためには、最強攻略法・海殺しXが教える好調サイン、不調サインの出現比率が一つの目安になります。
一方、冴えない台は好調サインが全く出ないか、時折、出ることはあっても頻出はせず、逆に不調サインが飽きるほど出ます。
海殺しXのベテランユーザーになりますと当たる時は本当に簡単に当ててしまいますので、慣れから来る慢心により基本を忘れがちになることもありますが、テキストブックに書かれている好調サイン、不調サインのような地味な攻略情報を決して軽視しないで下さい。
鍵を握る攻略情報
しかし、好調サインと不調サインの出現比率に注意するのは海物語シリーズ攻略のための基本中の基本にすぎません。テキストブックではなくコラムに記載した重要な攻略情報もあります。
(チャンス目からリーチに発展して当たらない現象は高確率でその台が当たり番ではないことの証拠となる)
(「スーパーリーチ→ノーマルリーチ」の2連続リーチを以外のあらゆるパターンの連続リーチは連続回数を問わず、高確率でその台が当たり番でないことを暗示する)
特に連続リーチの法則に関してはホルコン仕様によるものであるため、機種を問いません。海物語シリーズ以外の機種にも当てはまります。
もう一つの注目点
さらに、重要な攻略情報を付け足すとすれば、ST終了直後のスーパーリーチの発生です。普通はST終了直後にスーパーリーチが発生すれば、「まだまだ脈がありそうだ」とポジティブに判断しがちですが、これもケースバイケースです。
ST終了直後に一回くらいスーパーリーチが発生した場合は見込みのあることが多いのですが、ST中に何度もリーチがかかって結局当たらなかった台がST終了直後も二度も三度もスーパーリーチを出した場合は高確率ですぐに同グループの他の台が当たります。(過去のST機に見られた特徴から容易に結論を下せる)
したがって、ST終了直後にショートスパンで二度も三度もスーパーリーチが発生した台を過信してはなりません。好調台であれば、ショートスパンでこれほどのスーパーリーチが出れば、最後のスーパーリーチで当たるからです。
有望台の挙動
ST終了後、ハマらずに当たるとすれば、ショートスパンでスーパーリーチが多発(例・10回転中に2回のスーパーリーチとか20回転中に3回のスーパーリーチ等)したとしても、2回目か3回目で当たるものです。
そのような台にはノーマルリーチもコンスタントに出て、その他の演出も適度に出ます。打ち手を興奮もさせなければ飽きさせもしないというような展開を見せる台がST終了後100回転から150回転で当たる可能性が高い台と言えます。
ダメージは最小限に
従来の海物語シリーズのミドル機は時短で100回転もしくは120回転まで消化できますが、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は非常に短いST回数の後に通常プレーに戻りますので、玉減らしは免れません。
時短終了後、わりと浅い回転数で再び当たっても、持ち玉の少なさと時短回数の少なさが災いして、結構なダメージがあります。
しかし、海殺しXで台選びのセンスを磨き、プロの打ち方さえマスターできれば、一気に30連荘、40連荘というようなストレートの爆発は実現しなくても、15連荘クラスの大連荘を数珠繋ぎに何度も経験できるでしょう。(ストレート大連荘は打ち手の技術とは無関係。そのような幸運な爆発が可能となる環境さえ整っていれば、誰が打っても同じ結果になる。しかし、好調数珠連による爆発には技術介入の要素が大きい)
真の技術介入
皆様はネット上で「パチンコの技術介入」という言葉を耳にされたことがあると思います。
これは確変中に特殊な打ち方をして電チューの空振りを減らし、効率良く玉を入賞させる技術であったり、大当たりラウンド消化中にあるタイミングで打ち出しをストップさせることにより、無駄な玉減らしを防ぐ打ち方を意味します。
私どもはそのような攻略技術を否定はしません。
そもそも当たるまでは運任せですし、当たっても多連荘、爆発が実現しない限り、折角の特殊技術もあまり出番がありません。止め打ち等は本質的な攻略法とは言い難いものがあります。
少額投資で多連荘、爆発を狙うノウハウこそが本質的な意味での攻略法です。
手先の器用さではなく頭(専門知識)を使って、自分を勝ちやすい状態にもっていくことが真の意味における技術介入であると私どもは自負しております。
我流攻略の限界
さて、有望台の挙動を示しながらもいつ当たるかわからない台を休まずに打ち続けた場合、適度に休みながら打っていれば再び当たりどこまで続くかわからない大連荘に発展した可能性の高い台でも「回し過ぎによるサイクル転落→ハマリ」の憂き目に遭う危険が常につきまとっています。
パチンコの素人でも我流の攻略に熱心な方々は、良い台を見抜く目を持っています。
彼らが首を傾げるのは信頼していた台に裏切られた時です。
このような失敗の大半は当たらない時に回し過ぎて、海殺しXのテキストブックが教えるサイクルチェンジの可能性のある回転数を通過した瞬間にサイクル状態が暗転してしまったことに起因します。
粘り打ちの極意
このような失策を犯さぬためには、良い台を丁寧に扱う必要があります。
高級ブランドの洋服は手入れさえ怠らなければ、驚くほど長持ちします。しかし、高級品といえども粗末に扱えば、一般の衣類よりは長持ちしても、いずれはヨレヨレになったり、虫に食われたりして、高額の購入代金が台無しとなってしまいます。
打っていてもリーチがあまりかからない時、今までスーパーリーチが全く発生していなかったにもかかわらず、突然、そこそこに期待できるスーパーリーチが発生して当たらないというような時は何度も休憩に入ります。(休憩時間は5~10分)
休憩はメンテの役割を果たします。
何度、休憩を挟んでも打ち出し再開後に休憩前の悪い現象が再発する場合は長期戦覚悟で戦い続けるか、思い切って別の有望台に移動しなければなりません。
しかし、優秀な台はこのように何度か休みを入れることにより当たり番になりやすく、自分が想定していたほど長時間粘ることなく当たってしまうものです。
最強兵器
いつ当たるかわからない台を打っている時ほど不安なものはありません。この不安を期待に変える瞬間があります。
それはカシオペア攻略術(オプショナル商品)に含まれる危険領域速攻法(前出のハートマーク付きコラム参照)の使用チャンスが巡ってきた時です。(註・危険領域とはサイクル状態が切り替わったり、一時的停滞、もしくはハマリに向かいやすい大当たり回数のこと。カシオペア攻略術のテキストブックにて解説。カシオペア攻略術そのものに関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
新しいスタイルとして、海物語シリーズのミドル、ライトミドル、甘デジ(遊パチ)の多種多様の機種を一つのシマにミックスしたり、海物語というコンセプトにこだわらず他機種とミックスさせるホールもあります。
同じシマにあるどの機種でも構わない(海物語シリーズでなくてもよい)のですが、自分の台と同じグループに属する台がカシオペア攻略術のテキストブックに記載されている危険領域に入った時に4パチであれば予算上限を500円か千円にして少しだけ打ってみるのです。
当たる時は実に呆気なく当たります。
危険領域速攻法は海殺しXの最強兵器です。
対立グループの存在
ホルコン攻略に秀でた人であれば、対立グループの存在も簡単に見抜けるはずです。
通常は一方が強く他方が弱く、弱い方のグループの台がちょっと当たっただけで強い方のグループの台が何台も当たるという関係になりやすいため、当日の状況を観察して弱い方のグループから当たり台が出た時は強い方のグループにとって大きなチャンスとなります。
強いグループの利点
復習となりますが、強いグループの定義は、他のグループと比較して短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて、多連荘(4連以上)が中心のグループです。
大抵の場合、強いグループと対立関係にあるグループは弱小勢力です。それ故、その弱小グループからの当たりは主としてグループ内の他の台に当たり番をパスするためのものではなく、対立する強いグループの台に当たり番を明け渡すためのものです。
対立グループの台が当たるたびにホルコンがすぐに戻ってくるのが強いグループの強みなのです。
対立グループをカモに
時には弱いグループでも当たり番の高速移動があり、ほぼ同時に2台くらい当たることもありますが、いずれも多連荘しなかったり、1台がやっとの思いで4連荘して、もう1台が単発止まりというような線香花火で終わることがほとんどです。
しかし、このような線香花火のお陰で、そのグループと対立関係にある強いグループは2台、3台、時には4台と立て続けに複数台が当たり、そのうちの一部は線香花火の当たりで終わってしまいますが、残りは打ち上げ花火(少なくとも多連荘、時には大連荘もしくは爆発)となります。
このように、強いグループは自らの対立グループをカモにして躍進を続けるのです。
嬉しいことに
さて、日頃から強いグループの台を打たれているリヴィエラ門下生の皆様はスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風で期待値未満の連荘数で終わっても、その台が海殺しXが教える爆発潜在性に富んでいる場合などは簡単には手放したくないことでしょう。
ST終了後、何回も休憩を入れても前出の星印付きコラムで解説する悪い現象の頻出が止まらなければ深くハマる危険も少なくないため、無念の撤退も致し方ないところですが、有望台の挙動を示している時は対立グループの台が危険領域に入った時も果敢に攻め込んで下さい。
嬉しいことに、危険領域速攻法は対立グループの台も観察基準台(註・リヴィエラ用語)に成り得ます。(弱いグループの台を打っている時はなかなか成功しませんが・・・)
チャンスの拡大
繰り返し申し上げますが、危険領域速攻法はホルコン制御というシステムの隙を突いた攻略法ですので機種やスペックを問いません。
前述の如く、最近の傾向として、甘デジとミドルの混合のシマを作るホールは珍しくありません。同グループや対立グループに甘デジ(機種はなんでもよし)が何台も含まれる場合は(甘デジは頻繁に当たるため)必然的に危険領域速攻法を狙うチャンスが何倍にも増えます。
その他の攻略ポイント
紙数の関係で今回はそろそろ筆を置きますが、その他の注意事項を以下に要約します。
1.海殺しXの「体力値」に関しては、特殊スペックであるスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風にはそのまま当てはめることはできない。(一回の当たりの出玉が少なすぎるため、マイナス体力値の台が続出する。体力値に関してはこの機種に対応した独自のアレンジが必要。例として1500個の出玉を従来の海物語シリーズの一回の当たりと換算して体力値を計算し直す等)
2.観察基準台が甘デジでなければ、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風でもウルトラ速攻法は使用可能
3.スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風を観察基準台に据えた危険領域速攻法はタイミングの識別が必要(観察基準台が当たった時の大当たり回数にもよるが、このスペックの場合、最初の危険領域は簡単に突破してしまうため、二度目、三度目の危険領域の時に危険領域速攻法を用いるとか、すでに10連荘以上、あるいは20連荘以上している台が危険領域に入った時に用いるといった用心深さが求められる)
4.スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風が一気に爆発せずに好調な数珠連で数回の初当たりに分けて大量の出玉を獲得した場合、従来の海物語ミドルの爆発の標準的なモデルが出玉2万発であったことを留意して、すでにこれだけの出玉を獲得している場合は標準的な爆発を超えた大爆発に発展しない限り、そのままプレーを続けても出玉限界を過ぎてハマリに向かうか先細り(当たりはしても徐々に持ち玉を減らしてしまう展開)になりやすいことを鑑み、2万発を目処にプレーを打ち切るか、あるいは、ハマリを挟まない順調な初当たりが4回目になった時にやめることを考える。(強いグループの強い台でもミドルの場合はハマリを経ずに当たり続ける限界点が4回目の初当たりであることが多い)
5. 自分の台が超旋風RUSH中、危険領域の大当たり回数を迎えた時に10R当たりが出るかどうかは要注目。機種を問わず、危険領域で「良い当たり」を出す台はその危険領域では滅多に転ばず、次の危険領域までは順調な進展を見せるケースが多い。(特に当たり出玉に差が設けられているST機、甘デジ、ライトミドル等の機種において、マックス当たりは良い当たりの典型となる。ちなみに、どの当たりでも出玉の等しい通常のミドル機においては、好調サイクル台に多く見られるその機種特有の良い当たりが危険領域時に発生すれば、高確率で好調を維持することができる。「機種特有の良い当たり」の一例として、海物語シリーズの場合は、「リーチになる前の一発告知作動」などがある。詳しくは、海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学参照。カシオペア攻略術の購入者の方々にはご存知の通り、危険領域は2回続く。そのうちの一回でも10R当たりが発生すれば、その台は好調サイクル濃厚であるため、「好調台の出玉限界」を超えていない限り、二度目、三度目の初当たりが狙える。グループの力の急失速というような想定外の出来事がない限り、少ない連荘数で終わっても迂闊に台を離れるべきではない)
当たりの予兆に注目
本稿を締めくくるにあたり、もう一つ重要な攻略情報を付記する必要を感じています。
リヴィエラ門下生の皆様は最強攻略法・海殺しXサロンに発表した海物語シリーズ当たりの兆候【禁断の攻略情報】を必ずお読み下さい。
よほどの異変が生じぬ限り、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風もこの法則がそのまま当てはまるはずです。
時短中の100回転もしくは120回転で(ST機の場合は時短を兼ねたST中に)台の将来性がある程度は読める従来の海物語とは異なり、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は超旋風RUSH終了後は祭りの後の静けさだけが残ります。
上記のコラムは前兆ダブルリーチというものの存在を暴き、このサインが出現した後の打ち方を詳細に解説しています。
この攻略情報は暗闇に明かりを灯すものとなります。
開戦準備
この魔法の剣は時に大量破壊兵器に形を変え、想像を超えた戦果を収めます。
門下生の皆様にとって最重要となるカテゴリーは攻略レッスンです。ここから出ている全てのコラムに目を通した上で万全の状態で勝負に挑んで下さい。
本稿がそうであるように、新機種が出る前からすでに戦いは始まっています。
季節はずれのお花見を
「今年もふと気づけば葉桜になっていた。もう何年こんなことが続いているのだろう・・・」とため息をついておられる風流な方々、是非とも最強攻略法・海殺しXで新たな刺客、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風を迎撃して、遅れて訪れた春の花道を軽やかな足取りで歩んで下さい。
リヴィエラ倶楽部
P.S. パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)のアクセスが大爆発しています。未読の方はお見逃しなく!
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(↑本稿をベースに大幅加筆をしたものです)