記者会見までするとは
2021年7月7日、パチンコ業界団体、一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協)が設置したパチンコ・パチスロ依存問題防止研究会は都内で記者会見を開催し、「現行遊技機の射幸性やイベント参加、広告視聴などがギャンブル依存を高める危険因子には成り得ない」とする調査結果の発表を行いました。
何故、このタイミングで?
この記者会見が行われたのは、政府が東京都に対して第4回緊急事態宣言を発令する可能性が濃厚となった7月7日のことでした。
世の大半の人が異を唱えない自治体の浅ましき差別政策、マスコミの暴力的な報道のあり方にパチンコ業界は孤立無援の中、理不尽極まりない艱難辛苦に耐え忍んできましたが、3回目の緊急事態宣言が発令される前に、東京都遊技業協同組合(都遊協)がついに痺れを切らして東京都に真っ向勝負を挑みました。
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都遊協の作成した要望書は論理的には完璧なものであり、その内容はメディアでも報じられましたが、都遊協の正論を支持する識者の言論、マスコミの報道はほとんどありませんでした。(誰もがパチンコ業界を擁護することを明らかに恐れている)
緊急事態宣言が出されるたびに、故なくして叩かれることに戦々恐々となるパチンコ業界が今回も先手を取って、世論対策のために記者会見を行ったと私どもは解釈しています。
科学的根拠のない要請
本来、民間企業に対する休業要請、時短営業要請は科学的根拠に照らし合わせて、感染リスクの高い場所に出されるべきものですが、今回もパチンコ店には時短営業の要請が来ています。
民間企業に不必要な自粛を求める政策は経済の停滞をもたらすことになります。
見え隠れする打算
「おぞましい本音」は「打算的な戦術」でもあります。
最も危険であることが判明した飲食店からは「もういい加減にしてくれ」とのクレームが相次いでいます。この事実は東京都の担当部署に問い合わせて確認済みです。
緊急事態宣言に付随する一連の措置は不可解なことばかりです。第1回緊急事態宣言下では国が血税を使ってマスクを買い、国民に配るという間抜けなことをしました。
各都道府県は最も危険な飲食店を野放しにしてパチンコ店だけに集中攻撃を仕掛けていました。その結果、厳しい取り締りを怠った飲食店から感染が拡大しました。
「危険な場所から取り締まらず、イメージの悪い場所から取り締まる」という第1回緊急事態宣言下で展開された大失態を反省もせずに、いまだに同じことを繰り返す都政には閉口します。
世論を変えないことには
一年前、パチンコ業界に限定して休業要請に従わなかった店舗の店名公開という不公平なことを各自治体は平然と行いましたが、情けないことに、その蛮行を批判する人は皆無に等しい状況でした。
このような非常識な政策が堂々と罷り通るのは、大勢の人々がパチンコを悪いものであると決めつけているからです。
パチンコ業界の泣き所
日遊協の記者会見の裏側にこのような切実な事情があったことは否めません。
客観性は不十分
日遊協が組織したパチンコ・スロット依存症問題防止研究会は公正を期すために外部の有識者で構成されています。
記者会見で調査結果を発表する篠原教授
大学教授のような立派な肩書きを持つ人がメンバーに名を連ねているわけですが、賢い人はすでにお気づきでしょう。
日遊協に雇われて(報酬を受けて)依存症問題の研究に従事する人たちは日遊協の意向に反する調査結果を発表するわけにはいかないのです。
より正確に言えば、そのような調査結果になることを目指して、それを裏付けるもっともらしい根拠(データ)を収集するのが彼らの役目です。
雇い主には逆らえない
今回の日遊協の記者会見で思い出したことがあります。
三浦九段は誠実な人柄であり、卑怯なことを忌み嫌う人です。しかし、三浦九段の将棋には人間の発想では思いつかない妙手がやけに多く、その手を指す前に離席することが目立ったことから「お手洗いに行くふりでもして、スマホに搭載したAI(人工知能の将棋ソフト)で局面を解析しているのではないか」との疑惑が浮上しました。(実際は体調不良のため、守衛室などで寝転がって体を休めていただけ)
不幸にも三浦九段はこの疑惑に巻き込まれて、すでに獲得していた竜王戦の挑戦権を剥奪されてしまいました。その他の対局にも出場停止命令が下されました。(竜王位を奪取すれば4320万円、負けても1620万円の賞金が入る予定であったが、その権利を奪われてしまった)
なんと告発者の中心人物は渡辺明名人だった。三浦九段の濡れ衣が判明した後、渡辺名人は三浦九段に謝罪した。
プロ棋士の総本山である公益社団法人日本将棋連盟(日将連)は公正を期すため第三者調査委員会を発足させ、調査委員に著名な弁護士3名を起用しました。
調査の結果、三浦九段が将棋ソフトを使用した証拠は一つも見つからず、疑惑の行為が行われたとは考え難いとの結論に達し、調査委員会は三浦九段の「無罪」、日将連の「過失」を宣言しましたが、三浦九段に出場停止処分を下した日将連を弾劾することはしませんでした。
「当時の状況を鑑みれば、三浦九段を出場停止にした日将連の判断が妥当性を欠いたものとは言えない」と調査委員会は日将連を擁護しました。
日将連の記者会見の後に三浦九段側も独自に記者会見を開きましたが、三浦九段の弁護士は日将連の調査委員会の下した結論を大筋において評価しつつも「日将連を擁護する最後の部分だけは納得がいかない。しかし、お金で雇われている以上、仕方ないことだ」とコメントしていました。
大天才、藤井聡太七段(当時)に快勝した三浦九段(左)
ちなみに、日将連はこの調査のために2千万円近くの経費を計上しています。察するに、何ヶ月にも及んだ調査でしたのでその大部分は3名の弁護士への報酬と思われます。
依存症はなくならない
さて、パチンコ・スロット依存問題防止研究会は2年間で3回にわたって1000人にアンケートを実施して、追跡調査も行ったと報告していますが、この程度の調査分析で依存症の実態が浮かび上がるとは到底思えません。
「学者が専門的なノウハウを駆使して行った調査なので信用に値する」と考える人もいるでしょうが、私どもは決してそうは思いません。物事の本質を見抜く目を有しておられる方には説明不要のことでしょう。
世にギャンブルがある限り、依存症が根絶することは有り得ないのです。
パチンコ規制で出玉性能を低くしたところでパチンコ依存症患者を減らすことにはなりません。パチンコ依存症患者がパチンコで失うお金の額を減らすだけです。
パチンコが万単位の遊びとなってしまった以上、パチンコ機が大昔に流行った(大勝ちもなければ大負けもない)チューリップ台に戻ることは有り得ません。
パチンコ負け組の人が煩う依存症問題は世間にもよく知られていますが、依存症がパチンコ勝ち組の人にも無縁でないことはあまり知られていません。
特にパチンコ攻略法で財を成した人は家にいる時間をもったいないと感じ、少しでも時間ができればフラフラとホールに足が向かってしまいます。私どもはこのような人々を「パチンコ攻略法依存症」と呼んでいます。
しかし、それはあることをすれば必ず勝てるという類のものではなく、勝つための道筋を教えるものです。厳密にはパチンコ攻略ノウハウと言うべきものです。
チューリップ台の時代は釘読みとストローク調整が唯一の攻略ノウハウでした。現在は釘読みやボーダー理論などは通用しません。(全く無意味というわけではありません。攻略の本質的な要素ではないということです)
各機種に搭載された内部プログラムの仕組みを理解することとロム変換の仕組みを読み解くことも攻略においては重要な鍵を握ります。
これがわかるようになりますと、パチンコの腕前は飛躍的に向上するのですが、この先に待ち受けている罠がパチンコ攻略法依存症です。
日頃から私どもは最強攻略法・海殺しXの購入者に対して、パチンコ攻略法依存症にかからぬよう口酸っぱく警鐘を鳴らしています。
自己責任でパチンコを打ち、依存症の罠に嵌らず、パチンコと上手におつき合いして人生に美しい彩りを添えることが当倶楽部が提唱するパチンコ・ルネッサンスです。
ポーズにすぎない
話題を戻しますが、そもそもパチンコの業界団体がパチンコ依存症の問題に取り組む必要があるでしょうか。
日遊連には申し訳ないのですが、パチンコ・スロット依存問題防止研究会の諸活動も世間向けのポーズにしかなっていないように思います。パチンコ依存症を根絶させることはどう考えても不可能です。
アル中はもっと深刻
時には命の危険にも晒されるのがアル中の怖さです。
「同病相憐れむ」ではありませんが、薬物中毒者同様、アル中患者同士で励まし合うグループが数多く存在します。そこではアル中を克服した人が自分の成功体験を語り、アル中地獄から抜け出せない人たちを激励します。
酒類販売業界は何もせず
アルコール中毒がこれほど大きな問題でありながらお酒のメーカー、販売店などが業界をあげてアル中防止に懸命に取り組んでいるようには見えません。
それはお酒というものが大半の人々に人生の喜びをもたらし、潤いを与えるからです。お酒の悪い面だけに目を向けるのは間違っています。
一定の割合でアル中患者は発生しますが、それは業界の責任ではありません。
自己責任の原則
ヘビースモーカーのニコチン中毒も同様です。
当たり前です。酒も煙草も自己責任に基づいて嗜好すべきものですから。
パチンコも自己責任で行う遊戯ですので、本来であれば業界団体がパチンコ依存症問題に関与する必要はありません。先進国の成熟した社会とはそういうものです。
しかし、業界全体のクリーンイメージを醸成するために、ポーズだけでも取らなければならないところにパチンコ業界の苦悩と現代社会の病理を見ます。
恥を知れ
一連のパチンコバッシングを強力にバックアップしているのはパチンコに反感を抱く一般大衆にほかなりません。
彼らは物事を論理で考えずに感情だけで判断します。
「休業要請に応じなかった店舗や施設をパチンコ業界に限定して店名公表をするのはアンフェア」
「休業・時短要請の対象となるべき場所は科学的根拠に根ざして指定されるべき」
「イメージが悪いというだけでパチンコ業界を不当に差別するのは間違い」
「パチンコ店の倒産で地域経済の悪化は必至」
パチンコバッシングの話題で上記のような問題提起があった場合、パチンコが個人的に好きかどうかは別にして、論点に沿って賛否を論ずるべきです。
論点と無関係な感情的発言しかできない人は自分のIQの低さを恥じるべきです。もっとも、頭が弱いから自分の頭の弱さにも気づかないわけですが・・・
フィフィさんのように好き嫌い抜きで客観的な思考ができる人が我が国に極端に少ないのは、先進国として由々しき問題です。
力強い生き方を
70年以上前にこのような風潮を完全に断ち切っている欧米先進国とはこの点が決定的に異なります。
愛すべき祖国日本をさらに良い国にするために。
無償の愛
最後に未読の方には是非ともお読みいただきたいエピソードを紹介させていただきます。
このようなヒーローが次々とリヴィエラ門下生の中から誕生することを私どもは夢見ています。
リヴィエラ倶楽部
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