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新門下生からのメール
前回記事、カシオペア攻略術の神秘の回転数(パチンコ全機種攻略)を読まれて、最強攻略法・海殺しXを購入され、晴れてリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)となられたD.Sさん(神奈川県・男性)から早くもご感想とご質問のメールを頂戴致しました。
年末に貴社攻略法を購入いたしましたSです。率直な感想を述べたいと思います。私は他社のホルコン攻略をかなり前に購入済みで、ホルコンの知識はもとからありました。貴社のコラム記事にもありましたが、ホルコンによる仕組まれた当たりを知るだけでは、勝ちやすくはなっても、月間、年間トータルでプラスを出すのは難しいことを自分も実感するようになり、攻略力を補強しないといけない必要から海殺しXが欲しくなって購入しました。・・・(中略)カシオペア攻略術付きで購入しましたが、購入動機の一つに神秘の回転数に対する興味がありました。さっそくホールに行って実践しましたが、運がよいことに必殺仕置人で危険領域速攻法を狙ったらすぐに当たり、18連チャンすることができました。しかも、10ラウンド当たり連発で気分のよい一日となりました。その時に気づいたんですが、18連チャン中、1回は●回転目に当たりました。●回転目がリーチになったのは2回ありました。翌日は甘デジ爆発機のルパン3世で危険領域速攻法が3度目の挑戦で成功して、32連チャンという過去2番目の記録を作ることができました。ちなみに最高記録は45連チャンです。危険領域速攻法を知らなければ、こんなラッキーな出来事が二日も続く事はなかったと感謝しております。見るからに当たりそうもない台でしたから。その台は私が当てる前、大当たり回数2回で初回の当たりが11回転目に来て、二度目の当たりはなんと400回転以上もハマった後でした。その後もふるわず、200回転以上はまっていました。私は爆発寸前の台を狙うコラム記事を思い出し、(筆者註・【甘デジ一撃攻略】爆発寸前の台を狙え!参照)その台で危険領域速攻法を2回試しましたが2回とも不発に終わり、3回目でやっと成功しました。打ったらいきなり不二子ゾーンになってびっくりしました。この時も32連チャン中に●回転目の当たりが2回あり、●回転目のリーチは3回もありました。最後の●回転目のリーチは連チャンが終わる直前にありました。結局、50回転以内に当たる事ができず、連チャン終了となりましたが、そのまま打っていましたら156回転でまた当たり、時短中の●回転目でまたリーチがかかり、なんと49回転目にギリギリのタイミングで当たって再びラッシュに入りました。2度目のラッシュは残念ながら6連チャンとルパンにしてはふるわなかったのですが、●回転の神秘という言葉の意味がひしひしと伝わってくる二日間でした。たしかにこれは「神秘」としか言いようがないですねえ。コラム記事にもありましたが、この回転数にはきっと何か秘密があるとしか思えません。私は重大な秘密を握ってしまったのでしょうか。昔見た外国の映画である暗号を知ってしまった人が暗黒組織に命を狙われるというSFものがありましたが、さすがにパチンコの秘密を知ったくらいでは身の危険はないですよね?もちろんジョークです。・・・(中略)ところで、率直な感想の次に率直な質問があります。危険領域速攻法はなぜそのタイミングで打つと当たりやすいのかということです。自分の台以外もそのタイミングで当たっているケースを一週間弱の連戦で何度も目撃しました。パチンコで発生する通常時の当たりの3割か4割はそのタイミングじゃないかとも思えてしまうのですが、そのへんを詳しく教えてくれませんか。又、ウルトラ速攻法と危険領域速攻法の中身はどう違うのでしょうか・・・(中略)海物語は以前沖縄4で痛い思いをしたので最近は打っていませんが、海殺しXを購入したからには今後は海物語でも攻略を試してみたいと思います。・・・(後略)
トップシークレット
D.Sさんもカシオペア攻略術で解説する神秘の回転数を実体験され、薄気味悪く思われたことでしょう。まさしくこれはトップシークレットの一つです。
ホルコンメーカーは暗黒組織ではありませんので、秘密を知っている人の命を狙うことはありませんが、「世の中にこんな恐ろしい秘密があったとは!」と全身に100万ボルトの電流が走ったことでしょう。
この回転数でホルコン内部に何かが起こっていることだけは確かです。キリの良い数字でもありませんし、何故、この回転数なのかという理由は謎に包まれています。
回答の前に
各台の大当たり回数や出玉量などを記録するという世間一般に知られているホルコンの本来の機能は攻略とは無関係ですのでここでは触れません。
大当たりの誘発という隠された機能(今では不特定多数の人々に知れ渡っている公然の秘密)についてですが、リヴィエラ門下生の皆様には海殺しXのテキストブック📖にて詳述していますので、紙数の関係上、ここでは細かい部分を省いて、ごく大雑把に復習します。(便宜上、最も一般的な確変ループタイプの台を例に使用します)
珈琲でも飲みながらじっくりとご愛読下さい。
ホルコン攻略の基本
ホルコンはまず各シマの台を数台ひと組のグループ(ユニット)に分割して、各グループの稼働率や各台のサイクル状態(ロムの強弱)に応じて、当選グループを決定します。(グループ構成の見分け方及びそれを利用した攻略法は海殺しXのテキストブック参照)
次に当選グループの中から当選台(当たり番)を決定します。
そして、当選台が当たった後にホルコンはそのグループの当選状態を保つかそのグループを非アクティブ化して他のグループをアクティブ(当選状態)にするかの決定をします。
そのグループの当選状態を継続させる場合は、次の当選台を再び同じ台にするか同グループ内の他の台に移すかどうかを決めます。
良い台(好調サイクル突入中の台=ロムの強い台)は次の当たりも高確率で確変となります。時には不覚にも単発当たりを出して確変終了となってしまうこともありますが、時短中や時短後の早い段階で再び確変当たりが発生しやすい状況となります。
一方、悪い台は単発当たりが多発しやすく、運良く確変で当たっても、ホルコンがその台を大事にするのはごく短期間にすぎず、2~3連荘後に他のグループを当選させたり、グループ自体はアクティブのままでも、グループ内の新当たり番の台に当たりを発生させます。
要するに、このようなホルコンの動きを読み、次に当たる台を予想するのが世間一般のホルコン攻略です。
ホルコン攻略の難点
可もなく不可もない台(通常サイクル台、いわゆる遊び台)に座った場合、強いグループで運に恵まれれば、瞬間的に収支がプラスになる時点があり、欲をかいてダラダラと打ち過ぎなければ勝てます。
素人のホルコン攻略
くどいようですが、ホルコンの隠れた機能については、今では大勢の人々に知れ渡っています。少なくともホールの客の2~3割はグループ構成の知識があると思われます。
素人のホルコン攻略を見ていて滑稽なのは、当たり台が出るたびに、すぐにその台と同じグループの台に移動する癖があることです。
大筋では間違っていないが
当たった台が好調台の場合は、今後、グループ内に落とされるであろう他の台の投資額を見込んで、ホルコンは好調台に胸のすくような大連荘を与えたり、連荘数はそれほどでもなくても、何度も早い段階で初当たりを許す好調数珠連を与えます。
好調台がプレゼントをもらいすぎた後は、今まで貢いでいただけの台が爆発台に化けて、今度はグループ内の他の台からプレゼントをもらいまくる番になることもありますので、「強いグループの台を打つ」という発想は基本的には間違っていません。(弱いグループから当たり台が出て、同グループの台を打っても、弱いグループはホルコンから見放されている時間=非アクティブ状態が長いため当たりはなかなか発生しない)
好調台の原動力
確変中の台が好調台の場合はグループ内の他の台を打てば打つほど、確変中の台の連荘が止まらなくなることがあります。
又、平均的な台にそれなりの投資をすれば、グループ全体のために用意された多数のプレゼントボックスの中から一箱、二箱、三箱(単発or2~3連荘)くらいはもらえることもありますが、好調台との一騎打ちを制することは滅多にありません。
ホルコンから「貴方みたいなくだらない台にはこの程度のプレゼントで十分」と突き放されてしまいます。それを横目で見ながら好調台は同グループ台の割り込み当たり(グループ内の台が確変中、時短中に当たること)など全く意に介さず躍進を続けます。
2台以上の好調台がある時
唯一の例外は、グループ内に複数の好調台がある時です。
この場合は割り込みで当たった好調台と割り込まれてしまった好調台(先に当たった台)が共存共栄の関係を築く与党と野党第一党の「連立政権」か一方の台が良い思い(多連荘)をした後に他方の台も良い思いをする「幸せバトンタッチ」の展開になります。
麻生氏はなかなか首相になれなかった頃、自民党内の某有力議員に提携案を持ち出し、「おまえ、俺と組まないか? でも俺が先だ」と語ったことがばれて、そのあまりにも露骨な表現が世間の爆笑を誘ったことがありました。(「おまえと俺の人脈が合体すれば、どちらかが首相になれる。俺に先に首相をやらせろ。俺の後はお前が首相になればよい」という意味)
時間はかかっても、徐々に持ち玉を増やしていく台は自民党の党三役か閣僚でも外務大臣クラスの要職です。
時々、当たるけれども出たり飲まれたりを繰り返しているだけの台は並の閣僚クラスです。(全く当たらない台は平議員)
自己流ホルコン攻略の末路
ここまでの復習のポイントをまとめてみます。
①弱いグループから当たり台が出ても、同グループの台に恩恵が及ぶことは少ない。(平議員のまま)
②強いグループの強い台を打てば勝てる。(総理大臣、党三役もしくはそれに準じる閣僚)
③強いグループの中にある死に台を除く平均的な台を打てば、台の実力(サイクル状態)に応じたパフォーマンスは期待できるが、勝てるかどうかは運次第。(並の閣僚)
当たり台と同グループの台にすぐに飛びつくデタラメな自己流ホルコン攻略では、上記の結果のいずれかになります。
①は論外、②は唯一の勝ちパターン、③は投資額によりけりです。
自己流のホルコン攻略に挑む素人の大半は平然と①の愚行を犯しています。これでは永遠に勝ち組には入れません。
したがって、強いグループ(短時間内に複数台が当たり、不運なつなぎ役の台以外は多連荘=4連以上が中心のグループ)の台を狙いますが、打つタイミングを知りません。
②のパターンに進展すればしてやったりの顔を見せますが、③のパターンの時は、お座り一発かそれに近い少額投資で運良く当たって勝ち逃げしない限り、なかなか勝てません。
ドローは幸せか?
もっとも、連日のようにパチンコを打っていてトータル収支がプラマイゼロの人は相当な実力者です。(なんの戦略も持たずに打つ人は例外なくトータルで負かされるのがパチンコというもの)
勝ちもせず、負けもしないホルコン攻略の達人は果たして幸せでしょうか。
人それぞれの価値観があるとは思いますが、私どもは連日にわたってパチンコを打ち、トータルで引き分けになっている人は貴重な時間の浪費していると思います。(むしろ週一回くらいの頻度で打って少し負けている人の方が幸せ)
稼ぐことができなければ、パチンコを打つべきではないと考えます。(パチンコに浪費するの時間をもっと有意義なことに費やすことができる)
リヴィエラ門下生の皆様は耳にタコができるほど聞いた言葉でしょうが、パチンコを打つ究極の目的はパチンコで少しでも稼いで、人生に潤いを与えることです。(金儲けが最終目的ではなく、稼いだお金を何に使うかが重要)
ここから先は攻略ノウハウの講義をひと休みして、非常に重要な事柄について言及します。(その後、再び攻略の話に戻ります)
パチンコ依存症の危険
私は田代さんと交流のあった人から「善い人だと思っていたんだけどなあ」という話を聞いたことがあります。
田代さんの場合は、破廉恥行為がもたらすスリル感と薬物による爽快感が彼の心の穴を埋めるものとなり、その呪縛から逃れることができなくなってしまったのでしょう。
これは決して他人事ではありません。パチンコにもパチンコ依存症という恐ろしい病がつきものです。
この興奮が人から冷静さを奪い、「今、財布の中にいくら入っているのか?」ということさえもわからなくなってしまいます。
連日にわたって、ホルコン攻略を駆使して、勝ったり負けたりを繰り返している人たちはストレス発散のつもりで始めたパチンコが新たなストレス(知識を駆使して善戦するも儲からないもどかしさ)を生み出す元凶となっています。
珍妙なポスター
私が一連のコラムで依存症に関して警告を発し続けているのは、ご縁が生じた皆様を決して不幸にはしたくないからです。
よくホールで「パチンコは適度に楽しむ遊びです」と書かれたポスターを見かけます。こんな偽善的なポスターが世の中にあってよいものでしょうか。
ホールはパチンコ依存症患者(予備軍含む)に支えられて経営が成り立っています。
もし依存症の人がこのポスターに啓蒙されて、本当に適度に遊ぶようになれば、ただでさえコロナ禍におけるマスコミ、自治体等の卑劣な印象操作の犠牲となり、風評被害で客離れが進むホールの大半は倒産してしまうでしょう。
しかし、本音に反するこのポスターをホールが堂々と店内に掲載しているのは、もちろん、社会的な問題に真剣に取り組んでいる姿勢を示すポーズの意味もありますが、パチンコの魅力に取り憑かれた人たちがこの警告に従うことは有り得ないと確信しているからです。
私が主戦場とするホールの常連はお年寄りばかりです。行くたびに同じ顔ぶれが並んでいます。きっと毎日、打っているのでしょう。
人生の残り時間がごく僅かであるというのに、毎日、パチンコに明け暮れている人々を見ると不憫でなりません。
貴重な年金の大半をパチンコに注ぎ込んでいるご老人もパチンコ依存症を患っているのです。
二つの進路
では、年齢、性別には関係なくパチンコファンを一斉に襲うパチンコ依存症という大敵にどのように立ち向かえばよいのでしょうか。
リヴィエラ門下生の皆様はパチンコを愛し、パチンコに夢を求めて、当倶楽部の門を叩かれたものと信じています。
誰にも負けない攻略力があれば、学歴が低くても、なんの資格も有していなくても、本業収入を大きく補填することができます。
勝ち続けて依存症に克つ!
お金で幸せは絶対に買えませんが、お金で減らせる不幸はいくらでもあります。お金は人の行動の選択肢をダイナミックに拡大します。この選択肢の拡大が見果てぬ夢を現実のものに変える可能性を秘めています。
そのためのウルトラ速攻法であり、そのための危険領域速攻法なのです。
以上のことを理解された上で真剣に攻略に取り組まれる方は比較的容易にパチンコ勝ち組の仲間入りをすることができると断言します。
要は勝ち続けながらパチンコ依存症という魔物を闇に葬ればよいということです。(上記二択の後者を選んだ場合)
高度なホルコン攻略へ
ホルコン攻略の話に戻します。
前述の如く、単純なホルコン攻略では(なんの攻略知識も持たずにデタラメに打つよりは良い結果が残せますが)全力を尽くしてもトータル収支はトントン止まりです。
攻略力をパワーアップさせるためにはポパイのほうれん草が必要です。単純なホルコン攻略から大技中心の高度なホルコン攻略に路線変更しなければなりません。
この転換を可能にする総合攻略ノウハウが最強攻略法・海殺しXです。
何が難題?
初期の研究開発段階で私を最も悩ませたものが、投資額の削減というテーマでした。
闇雲に当選グループの台を打つだけでは勝てないことは最初からわかっていました。
強いグループの台以外は打つ価値がないこともわかっていました。
強いグループの台が取れても、グループ内に確変中の台がある時に打てば、好調台の限度を超えた爆発に拍車をかけるだけということもわかっていました。
しかし、初期の研究開発段階では、不都合なことが二つありました。
二つ目の不都合は長い間待って、ようやくグループ内に確変連荘中の台がなくなり、「今度は自分の台が当たる番だ」と意気込んで打っても、多連荘して時短が終わったばかりの台がほとんど玉を使わないうちに再び当たったり、ちょっと前まで好調だったグループ内の別の台に復活の当たりが生じることが少なくないことでした。
長丁場の戦いであれば、このくらいの辛抱はできますが、ここまで悠長に構える攻略は閉店時間が刻一刻と迫っている時など短期決戦には向きません。
問題解決
グループ内に確変中の台がある時は約80パーセントの確率で次に当たるのもその台ですので、約20パーセントの低確率に賭けて打つのは無謀です。かといって、確変中の台の連荘終了を待つだけでは芸がなさすぎます。
その結果、グループ内に確変中の台があっても、その台よりも先に同グループの他の台が当たるタイミングがあることを発見しました。それがウルトラ速攻法Aです。
このタイミングの発見によって、グループ内に確変中の台がある時もピンポイント(投資額は500~1000円)で打つことができるようになり、時間効率の面でも大きな進歩を遂げました。
更なる飛翔へ
確変中の台がグループ内の他の台に当たり番を譲り渡すタイミングというものは、確かにウルトラ速攻法Aの使用チャンスと重なることが多いのですが、それ以外のタイミングで他の台が当たることも決して少なくないことに気づきました。
更なる飛翔を遂げるべく、私は研究に没頭しました。
そして、長い年月を要しましたが、グループ内に確変中の台が存在する時にウルトラ速攻法A以外のタイミングで当たり番がグループ内の他の台に高速移動しやすいもう一つの絶好のタイミングを発見することができました。
そして、この新ノウハウをちょうどその頃、発売を始めたオプショナル商品、カシオペア攻略術に含めることにしました。
危険領域速攻法の発見によって、より高度なホルコン攻略がようやくその完成を見たのです。
これによって、①強いグループで当たり台が出てから少し待って、その台の連荘終了後にグループ内の他の台を打つという基本戦略に②強いグループの確変中の台の連荘中に割り込み当たりが期待できるタイミングを狙ってピンポイントで打つというウルトラ速攻法A以来の新たな選択肢が加わり、海殺しXの名声が一気に高まりました。
ご質問への回答
海殺しXのヒストリーを簡略に紹介した後でD.Sさんからいただいたご質問に回答致します。
「カシオペア攻略術の危険領域速攻法が何故、当たりやすいのか?」という問いに対しては、「どの台も危険領域に入った時に「試練」に直面するから」というのが答えになります。更に説明を続けます。
試練にも二種類あります。
通常の台は危険領域に入った途端に普通は調子が乱れてきます。
それを境に連荘が終了しやすい上にその後もなかなハマリから抜け出せません。最悪のケースとして泥沼の大ハマリも十分に考えられます。
カシオペア攻略術を購入済みのリヴィエラ門下生であれば次の事柄を異口同音に肯定するはずですが、機種を問わず、ホールのあちらこちらに散在する大ハマリ台の半数近くが危険領域で停滞中の台です。
最悪のケース(危険領域に入ってからの大ハマリ)の発生率は想像以上に高いということです。
好調サイクルに転じたばかりの台であれば、最初の危険領域は難なく突破できるものです。(爆発台の場合は二度目、三度目の危険領域も簡単にクリアーする傾向あり)
但し、危険領域から逃れる代償として、グループ内の他の台に当たりを許すという習性が認められます。
ホルコンが好調台の連荘継続を助けるために、このタイミングで同グループの他の台を当たらせているという解釈も可能です。(一日単位で見た場合、ホルコンは全ての台に公平ではなく、溺愛する台と忌避する台があるが、要所要所でそれまでのアンバランスを少しだけ解消する動きを見せる)
したがって、危険領域速攻法で少額投資で割り込み当たりに成功しても、自分の台が伸びずにグループ内のチャンピオン台を応援してしまう結果も当然起こり得るわけですが、少額投資で当てることができれば勝ち逃げも可能です。
確変中の台が好調台でなければ、危険領域速攻法を使った割り込み当たりが連荘中の台の息の根を止めてしまうこともあります。
革命の第一歩
インドで「ゼロの概念」が発見されたことが古代数学に長足の進歩をもたらしたように、危険領域の概念が発見され、その意味が深く考察されることにより、海殺しXから様々な攻略テクニックが派生しました。
危険領域速攻法はその代表的なものです。
グループの意味
ホルコンでつながれたグループの中に存在する台は相互に敵対するライバルであると同時に、自分の台が当たるためにはグループ内の他の台が当たらなければならないという点において、グループ内の各台は相互に助け合う互助会を形成します。
グループ内のある台が多連荘すれば、グループ内の他の台のサイクル状態が軒並み最悪の状態でない限り、その台はしばらくの間お休みとなり、グループ内から同レベルの多連荘が発生しやすい環境を作ります。
強いグループの全ての台が多連荘するわけではありません。
ある台が多連荘した後にグループ内の他の台が単発当たりや2~3連荘のくだらない当たりを出し、このつなぎ役の台の中継プレーにより、最初に多連荘した台が再び当たったり、今まで当たりから見放されてたグループ内の第三の台が当たったりします。
つなぎ役の台はバレーボールでトスをする選手に相当します。その後にアタッカーの攻撃が控えているように、パチンコでも脇役の台に助けられ、強い台が何度も当たります。
干される時期
時には、好調台がつなぎ役の役割を担って、他の台を当たらせることもありますが、(すでに出すぎている好調台によく見られる現象)普通は遊び台がこの役目を果たします。
好調台は干されかかっても、グループ内の他の台が当たるや否やすぐに復活しやすいのですが、普通の台がくだらない当たり(単発or2~3連荘)を出した場合(特にくだらない当たりが連続した時は)、グループ内から2台か3台の当たりが発生するまで干され続ける宿命にありますので、少額投資でつまらない台を当てた後の粘りすぎは禁物です。(持ち玉を全部飲まれてしまう危険大!)
回しすぎてサイクル転落を招けば大ハマリ台に変貌しますし、グループ内の他の台が早期に当たれば、再度の初当たりのチャンスが巡ってきて、好調サイクルを維持していれば、再び多連荘が見込めます。
このような状況はグループ内の台の連荘が終わり、グループ全台が通常プレーの時に発生します。
しかし、強いグループは2台(時には3台)が同時期に連荘することもありますし、複数台の同時連荘はなくても、常に一台が連荘している状況になりやすく、どの台も連荘中ではない静かな状態になるまで待ち切れないことが正統派のホルコン攻略を難しくしています。
この弱点を克服したものがウルトラ速攻法Aと危険領域速攻法であると自負しています。
もう一つのご質問への回答
どちらもあるタイミングで打つというだけのものですのでユーザー側から見れば同じようなものでしょうが、その違いを知りたいとは恐れ入ります。
自分が開発した攻略技に興味を持たれるのは嬉しいことです。パチンコ道を極めるべく、あくなき探求を続けられるD.Sさんに、シンガポール訛りの英語でThank you(タンキュー)と言いたい衝動に駆られます。
さて、この二つの攻略技は非常に似ていますが、根底に流れるものは多少異なります。
ホルコンには放出期や回収期というものがありますが、それとは別に一時的に特定グループのえこ贔屓が最高潮に達する時があり、同グループの複数台がほぼ同時に当たりやすくなります。
このタイミングを狙うのがウルトラ速攻法Aです。
一方、危険領域速攻法は危険領域というどの台にも訪れる「危機」に乗じて、自分の台を当たらせる方法です。
確変中の台が好調台でなければ、かなりの確率でこのタイミングでグループ内の他の台が当たりますが、その台は必ずしも自分の台とは限りません。(これに関してはウルトラ速攻法Aも同様)
確変中の台が好調台の場合でも、連荘中に危険領域にさしかかった時は一瞬だけ弱体化して、快進撃を続けるための燃料としてグループ内の他の台の当たりを必要とするケースが多いため、この時だけは好調台も同グループ台の当たりを猛烈に欲します。
これに乗じて危険領域速攻法を用いた割り込み当たりが発生しやすくなるのです。(ウルトラ速攻法Aを使用する時は確変中の台が力を落としているわけではなく、グループの力が強大となっているところに違いがある)
確変中の台が当たり、危険領域に入った瞬間に打ってもリーチがほとんど発生しないような時は一旦打つのをやめて、確変中の台にもう一度当たらせてから打ち出しを再開すると当たることがあります。このような細かい立ち回りも危険領域速攻法には求められます。
その意味では、ウルトラ速攻法Aの方が楽ですが、危険領域速攻法を使用すれば、成功するかどうかは別として、打った途端にスーパーリーチが発生することがやけに多く、しかも、どの機種で打っても、かなり派手な演出を伴ったものが出やすいため、この攻略技の威力を実感することができるでしょう。(もっとも、当たらなければ意味がありませんが・・・)
二つの技の違い
原理が少し違うだけです。バックドロップとジャーマンスープレックスの違いと説明して、「なるほど」と思われる方はかなりのプロレス通と言えるでしょう。
二つの攻略技を使用する台の実力(ロムの強弱=サイクル状態)を上中下に分類するとして、「上の台」ではウルトラ速攻法A、危険領域速攻法ともに成功率に大差はないでしょう。
「下の台」で使用した時はどちらもなかなか決まらずじれったい思いをしますが、危険領域速攻法の場合、どうしようもないようなハマリ台でも成功することがしばしばあります。それは確変中の台が(仮に一時的ではあっても)弱っているからです。(弱っている台を当たり番からスキップするのはホルコンの習性)
又、前出のマークのコラムにも書きましたように、甘デジでその日の大当たり回数が2回で停滞中の台は当たりさえすれば爆発する可能性大です。
その台で危険領域速攻法を仕掛けたD.Sさんの着眼点の鋭さには敬服します。
D.Sさんへ
最後にD.Sさんへのメッセージを送ります。
しかし、今はまだスタートラインに立っただけであることを忘れないで下さい。トッププロになるために今後、越えなければならない幾多の壁が立ちはだかるはずです。
万一、暗黒組織に狙われた場合は私から筋骨隆々のサムに連絡して、護衛にあたらせます。
冗談はこのくらいにしておきますが、たまには海も打ってみて下さい。
私が執筆する一連の攻略コラムは海物語シリーズをテーマにしたものが中心ですので、必ずやお役に立てるものと存じます。
最近、発表したP大海物語4スペシャルの攻略レポートは貴兄と入門時期がそれほど変わらない新人門下生の華麗な活躍を伝えるコラムです。
パチンコに確実に勝つための方法をすでに確立されている同門の仲間たちの健闘ぶりをご覧になって、今後の攻略のインスピレーションが湧き上がり、それが貴兄の飛躍につながることを切に願っています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親
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<甘デジ攻略>
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
信念を貫き通した者だけがパチプロの道を歩む