
【追記】政府は一都三県に緊急事態宣言を再発令する方針を固めました。これによりパチンコホールが感染リスクが高い場所と勘違いしてパチンコを控える人が一時的に増えることが予想されます。ホールの客の数が少ない時期は本稿で解説する「静寂攻略」が攻略上の重要な要となります。
関連コラム:緊急事態宣言の再発令にパチンコ業界は?
(カリタスジャパン)
昨今のウイルス騒動に思う
本題に入る前に、素人の所見におつきあい下さい。(専門家の意見ではありませんので信じる義務はありません)
いよいよ本日中に七都府県を対象に、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が出される見込みです。
このウイルスが熱に弱いことから広がった科学的根拠のないデマとも言われていますが、ウイルスが喉にひっかかっている状態であれば、それなりの効果があるように思われますので、私(佐々木)は実行しています。
私が思うには、イベント自粛令や外出自粛令でさえ、ウイルス蔓延防止の効果が甚だ疑問な民間療法にすぎません。
感染者数が減少したとしても、イベント自粛や外出自粛の成果でそうなったのか、他の要因でそうなったのか、真相は闇の中です。
しかし、人と人とが接触する機会を封じることにより感染ピークの到来を遅らせることになれば、時間稼ぎにはなりますので、その間に十分な数の病床や医療機器等を確保して、医療崩壊→犠牲者続出という最悪のシナリオを防ぐことはできるでしょう。
最後は免疫力
今回の騒動で私は9年前に我が国を襲った東日本大震災の放射線騒ぎを思い出しました。
当時は毎日のように、メディアが各地の放射線量を報道していました。今は大半の人々が放射線の量など気にも留めません。
私には皆目見当がつきません。いや、誰もわかっていないと思います。もしかしたら、新型コロナウイルス以上に深刻な状況かもしれません。
今から20年後、30年後に癌で亡くなる人は確実に増えるでしょう。年々、伸び続けていた日本人の平均寿命も一歩後退して、1~2年は短くなるかもしれません。
しかし、それがどの程度まで放射線の影響なのか、現代の科学では明確な答えを打ち出すことができません。
結局は、放射線にせよ、コロナにせよ、最後は各自が持つ免疫力との勝負になります。現在、新型コロナウイルス感染者が病院で受けられる治療は対症療法のみです。自然治癒を待つしかないのが現状です。
対症療法というのは苦痛を和らげるだけのものであり、ウイルスを撃退するのは、病院の医療行為ではなく患者の体内に宿る免疫力です。免疫力は体力の回復、十分な睡眠、バランスの良い栄養などから生まれます。
人類の限界
しかし、免疫力というものも科学的根拠をもって説明することはできないのです。人類は決して万能ではありません。
これほどまでに進歩した現代の科学文明をもってしても、森羅万象の0.0001パーセントも解明できていないのです。
この数字も根拠なしです。それだけ未解明なことが宇宙や地球には沢山あるということです。実際はゼロの数があと10個か20個多いかもしれません。
医学が進歩しても、未だに末期癌の治療ができません。
どんな高性能な飛行機も、強烈な台風で欠航してしまいます。台風をものともせずに飛行できる物体を人類は未だに作り出すことができません。
しかし、誰一人として数式化することができません。
同様に免疫力の正体を正確に説明できる学者もいません。科学が急速な進歩を続けても、人類ができることは非常に限られているのです。
DNAを狂わせるな
日本人であれば、免疫力を維持するために、大昔の先祖が食べていたもの(ライス、魚など)と同じものを食べることが必要でしょう。我々の体の中にあるDNAを安心させること重要です。
突然、日本人がハンバーガーなどを頻繁に食べるようになって、日本人のDNAがビックリ仰天した結果、免疫力が落ちてしまったという説も当たらずも遠からずでしょう。
肉食を減らし、先祖が食べていたものを頻繁に食べるだけでも免疫力はそれなりに保てると私は信じています。
ある医師がそのようなことを述べていたのも私が伝統的な日本の食生活に回帰したきっかけでしたが、医師が言っていたから妄信したわけではありません。
近頃は私の周囲で癌で亡くなる人が増え続けています。お世話になった先輩方や親しい友人との死別は辛いものがあります。
私はあることに気づきました。彼らの多くに共通する生活習慣に「ライスをあまり食べない」という事実が浮かび上がったのです。
お酒が好きな人はお茶碗にご飯を入れず、ビールとつまみで一食にしてしまいます。(男性に多い) スパゲティーが好きな人もご飯の量が減ります。(女性に多い)
高カロリー等の問題を除外すれば、ビールやスパゲティーが体に悪いのではなく、ライス摂取量の少なさが彼らのDNAを狂わしたのではないかというのが私の推論です。
俗説を侮るな
免疫力を高めるためには、生姜、ニンニク、ヨーグルト、納豆、アロエなどを頻繁に食べるとよいとされています。これも明確な因果関係を実証することはできません。
しかし、実際に多くの人々がその成果を実感している以上、尊重すべき俗説であると思います。
医師は総じて民間療法的なものを全く相手にしませんが、医学的には説明できなくても実際に絶大な効果が報告されている俗説も少なくありません。(例・尿療法)
現実を直視せよ
私は迷わずに実績のある方法を選びます。医学的根拠がないというのは医学の世界が遅れていて、適切な説明ができないだけであると考えます。
実績があるにもかかわらず優れた民間療法を断じて認めない医師の無意味なプライドこそが本来は嘲笑されるべきではないでしょうか。
何年か前の話ですが、ある人が最強攻略法・海殺しXを申し込む際に、自分はホルコンによる大当たり誘発なんて信じないが、コラムで目にする体験者の証言は信用に値するので購入したい、と多少高飛車なコメントを添えてきた人がいました。
しばらくしてからY.Iさんからメールが届き、そこには嬉しいことが書かれていました。こちらのメールは消去せずにまだ私の手元に残っていますので、以下にお名前のみイニシャル表記に変えて抜粋します。
先日、海殺しXを購入させていただいたIです。申し込む時にホルコンなんて信じないと失礼な発言をした我が非礼をお許し下さい。正直、はじめは半信半疑だった。でも、今ではホルコンの介入というか、気持ち悪いほど法則性のある当たり方に完全に納得しています。生まれてこのかた驚く出来事はいくつもありましたが、これは信じられない話のトップスリーには入るでしょうね。・・・(中略)ホルコンの秘密を知らない自分がバカだった。購入者の体験談にリアリティーを感じて購入することに決めた自分の判断は間違っていなかったようです。私は何事も論理ではなく現実重視なんです。今後、海殺しXで痛快なことがあれば、すぐに実戦結果を報告します。・・・(後略)
念のために補足します。Y.Iさんは「論理よりも現実を重視する」と仰っていますが、今では海殺しXが論理的な攻略ノウハウであることをご存知です。
私どもが販売しているパチンコ攻略ノウハウ(海物語シリーズ以外の機種にも使えるもの)は俗に言うオカルト打法ではありません。
話が逸れましたが、新型コロナウイルスに関しては、皆様も十分に研究され、現実の体験談を重視して対策を立てていただきたいものです。
なるようにしかならない
私は新型コロナウイルスの問題は東日本大震災後の放射線問題と同じ性質のものと見ています。過剰に反応しても意味がありません。極論のようですが、「なるようにしかならない」のです。
一体、このパニックはいつまで続くのでしょうか。イベント自粛や外出自粛もいつまで続くのでしょうか。「夏になれば気温が上がってウイルスは生息できなくなる」という人もいますが、熱帯の国々でも感染者は増える一方です。
人影がまばらな商店街はウイルス騒動のせいで商売になりません。レストランも大赤字でしょう。企業も外回りの営業マンが在宅勤務を続ければ、まともな活動ができません。成約件数に応じたコミッション(報奨金)が給料の大部分を占めるセールスマンは生活が困窮するでしょう。
格闘技の大会などを主催する会社は興行が打てなくなって倒産危機に直面するでしょう。全国各地のライブハウスでコンサートを開催して、巡業で生計を立てている歌手やミュージシャンも路頭に迷うことでしょう。舞台俳優も同様です。
どれほどの効果があるかわからないイベント自粛令、外出自粛令をいつまでも続けていれば、我が国ははかり知れない経済的損失を被ります。
個々人の生活も逼迫することは目に見えています。そもそも最も危ないのは通勤時間帯の電車やバスではないでしょうか。
政府が如何なる対策を講じても、これだけ蔓延しているウイルスを完全に根絶させることは難しいように思います。
広島、長崎の原爆投下後も非常に危険な放射線量がありましたが、それをふんだんに浴びたにもかかわらず今でも生きている人がいます。原爆投下直後に不幸にも病に苦しみ、尊い命を落とされた方もいます。
東日本大震災の原発メルトダウン後も福島で元気で暮らしている人はいくらでもいます。しかし、不幸なことに原発周辺地域における児童の癌の罹患率は予想通りに増えました。

なるようにしかならないのであれば、俗説であろうと免疫力を高めるものを食べ、疲労をしないように気をつけ、十分な休養、睡眠をとって日々の暮らしを営むしかありません。
くどいようですが、信じる義務はありません。信じるか信じないかは皆様の自由です。前置きが長くなりました。
パチンコ中心の生活へ
ウイルス騒動で仕事に支障が生じているのは私も例外ではありません。本業の英語通訳の仕事は今年に入ってから激減しました。
複雑な通訳とは違って、展示会の商談通訳のギャラはべらぼうに安いのですが、終始リラックスして仕事ができます。近頃はこの分野の仕事が全く入らなくなりました。
例年、3月に幕張メッセで開催される大規模な展示会(海外からの来場者だけで1万人以上)は中止となりました。主催者が被ったダメージは相当なものでしょう。通訳が内定していた私も10万円以上の損失となりました。
ところが、小池都知事から外出自粛の要請が出て以来、ホールの客の数が極端に減りました。今はどのホールも経営上の危機に瀕しているはずです。
しかし、ホルコンの出玉還元率を低くしてホール側の利益を最優先すれば、さらに悲惨な状況になることが予想されます。どの台を打ってもなかなか当たらない状況が続けば、客は憤慨して帰ってしまいます。
シマの台稼働率が20パーセント程度の低迷にすぎなければホール側も十分にやっていけますが、シマに2~3人しか客がいなければ、どの台を打っても勝てる気がしないゲーム展開となり、怒った客はすぐに店を出てしまいます。
リヴィエラ門下生の皆様には説明するまでもないことですが、極端に客の数が少ないシマは攻略に向いていません。今回は基本的な事柄からおさらいしたいと思います。
ホルコンの実態
ホルコンとは誠に便利なものです。十分な数の客入りさえ確保できれば、閉店時には経営者、店長が目標とした売り上げに限りなく近い利益を生み出してくれるからです。
毎日、ホールが各台の釘をいじって連日の売り上げを調整する原始的、綱渡り的な経営をする必要がなくなってからかなりの年月が経ちます。
かつてのWikipediaにはホルコンによる大当たりの誘発のことまですっぱ抜かれていましたが、編集合戦の結果、業界関係者の執念が実を結び、今ではその部分が消去され、あたかも遠隔操作機とホルコンは別物である、それらを混同するのはド素人にすぎないと言わんばかりの文章に置き換えられています。

但し、ホルコンはホール側が事前に設定した出玉還元率(たとえば、回収100に対して放出80)を実現させるために一定の法則に従って、不特定多数の台を当たらせることしかできず、特定の客の台に狙いを定めて苛めたり喜ばせたりする遠隔操作(違法=発覚すれば行政処分)とは違うため、警察も黙認しているのです。
これが実態ですが、Wikipediaの記事はホルコンに大当たりの誘発機能がないと思わせる極めて狡猾なものです。ご注意下さい。
ホルコンは客が十分なお金を落とした後(開店時は現在の客の数から今後、落とされるであろうお金の額を見越して)、様々な台に当たりを発生させます。
大当たりの配分は約70パーセントが好調台、約25パーセントが遊び台、約5パーセントがハマリ台です。(開店直後だけはわりと平等に当たりを発生させますが、時間帯が遅くなるにつれ、好調台の爆発が起こりやすくなります)
客が少ないシマでの攻略
新型コロナウイルスの影響でどのホールも極端に客が少ないということは、攻略において緊急事態の発生です。
安倍首相に先立って、私がリヴィエラ門下生の皆様に緊急事態宣言を発します。
全体的に客が少なくても、あるシマだけは日頃と変わらない場合、そこでは(機種を問わず)通常の海殺しXが通用します。
しかし、ホール全体に客が少なければ、どのシマも似たり寄ったりの状況になっている方が多いでしょう。
閑散としたシマを攻略するにあたっては、以下の心得が必須となります。
門下生の皆様は熟読の上、慎重に行動して下さい。
1. 二つ以内の強いグループに照準を絞る
パチンコ攻略において最も重要な事柄は強いグループ(ホルコンが数台を束ねて構成するユニット)の台しか打たないことです。(ホルコンのグループ識別やそれを利用した攻略法は、海殺しXのテキストブック📖参照)
ちなみに、強いグループの定義は「他のグループと比較して短時間内に複数台が当たり、不運なつなぎ役の台を除き、多連荘(4連以上)が中心のグループ」です。(註・1台だけが何度も当たり、同グループの他の台は全然当たらないグループは強いとは言わない)
主軸の台が何度も当たりはするものの、その合間に同グループの他の台も少しは当たらせてもらえるのが強いグループの特徴です。
通常、客入りの良い状態では、強いグループは三つか四つできるものですが、客の入れ替わり立ち替わりはあっても、一つのシマに常に数人しか打っていないような状況下では、強いグループが一つしかないことが多く、良くても二つが限度です。
それ以外のグループの台はホルコンの視界に入っていません。打つこと自体が自殺行為となります。
弱いグループでも好調サイクル台を打てば、打ち続けているうちにいずれは当たりますが、グループ内の台稼働率が低すぎて(閑散としたシマではその台以外はすべて空席となっているケースが多い)、当たるまでにかなりの投資を余儀なくされます。
逆に言えば、当たる可能性のある台が非常に絞り込みやすいのが閑散としたシマでの最大のメリットです。
2. ゼロ回転台は無視
閑散としたシマでは当日の大当たり回数0、回転数0の台、つまり、朝から誰にも触れられていない台に当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)が入ることは滅多にありません。
又、これに類する台(当日の当たり0回、回転数がミドルで3桁未満、甘デジで50回転未満)も打ってすぐに当たることは滅多にありません。
これらの台もホルコンの視界に入っていないことが多く、打つだけ損です。相当回せば当たるチャンスが巡ってきますが、投資額を上回るリターンが来る保証はありませんので、敬遠すべきです。
3. 頻繁に休み、複数のシマをチェック
閑散としたシマでは客の数の少なさゆえ、一気にお金が落とされません。ホール側はプールしたお金がなければ還元するお金もありませんので、当たり番の台が当たる時期が遅れがちになります。
通常の状態よりもやや長めの休憩を入れ、その間に別のシマの状況も観察します。(強いグループのチェックなど)
4. 1台が爆発中の時はその連荘が終わるまで、そのシマでは打たない
前述の如く、閑散としたシマでは、意外にも爆発が起こりやすくなります。強いグループの強い台の独占状態が簡単に実現してしまうからです。その理由は稼働していないグループが多すぎるからです。
グループ内の台が1台も打たれていない状態でそのグループがアクティブになる可能性は限りなくゼロに近いのです。このようなグループの台はグループごとホルコンの視界に入っていません。
混み合った状態のシマでは、強いグループを中心にホルコンは多数のグループの間を往来します。
そのため、ある台の多連荘中にホルコンがその台の属するグループから一時的に離れた場合、本来は爆発台クラスの実力を持った台でも5連荘前後でいったんストップしてしまうことがあります。
一気に大連荘するのではなく、好調な数珠連(数回の初当たりがスムーズに来て順調に出玉を増やしていくパターン)に発展してホルコンが罪を償うケースが頻繁に見られます。(特にST機はホルコンがグループから離れている時に休まずに打ち続けて、確変が終わってしまうことが非常に多い)
混み合っているシマでも、多連荘中の好調台の属するグループからホルコンが逃げている時、その台が確変中にハマっているだけであれば(回しすぎによるサイクル転落さえなければ)、再びホルコンが戻ってきた時に無事に当たって確変が継続しやすくなります。
しかし、強いグループが沢山あれば、多数のグループに多数のエース級の台があるということですので、ホルコンは多数の台の面倒を見るために忙しくなります。
強いグループに強い台がありすぎれば、そのうちの1台か2台にはストレートの爆発を許しても、残りの台は好調数珠連にせざるを得ないわけです。
しかし、閑散としたシマでは空席の台の大半が死んでいるため、強いグループの数も少なく、必然的に強いグループの強い台も限られています。
ホルコンは面倒を見なければならない強い台が他にないため、シマの中で燦然と輝く強いグループの強い台に対して素直に爆発を許すのです。
シマに十分なお金が落とされていない状況の中で、(今後、お金が落とされることを想定して)見込み発進的に限度を超えた爆発を許すことになりますので、その台が爆発中の時はそのシマからはなかなか当たりが発生しにくくなり、他の台が当たっても、幸運に恵まれない限り、多連荘は難しくなります。
基本的なことですが、閑散としたシマでは、ある台が爆発中に他の台を打っている客が落とすお金がそのままその爆発台に貢がれているということです。
要するに、閑散としたシマの長短は紙一重ということになります。海殺しXで鍛えた台選びさえ間違えなければ、台は取り放題ですので、簡単に爆発が狙えます。逆に他人の台に爆発が発生した場合はしばらくの間、そのシマでは打てません。
混み合っている時であれば、1台や2台の爆発は気にする必要もありませんが、ガラガラ状態のシマである台の爆発中に打って仮に当たっても、投資を上回るリターンは期待薄となります。(少額の勝ち逃げを除く)
不運にも自分以外の台に爆発が発生した時は、別のシマに移動することが賢明な判断となります。この状況に備えて、長めの休憩中に暇つぶしを兼ねて、頻繁に別のシマの進行状況もチェックするのです。
5. 連荘中も時には休む
放出期には閑散としたシマでも複数グループの台が当たります。しかし、気をつけなければならないことがあります。二つや三つのグループの台が同時期に当たっても、アクティブになっているグループは一つだけということが閑散としたシマでは多いのです。
仮に三つのグループの台がほぼ同時に当たったとしても、ホルコンはめまぐるしくこの三つのグループの間を往来しただけです。
そのため、連荘中の台にリーチが全くかからない現象が時として発生します。ホルコンがその台の属するグループから逃げているのです。
好調台であれば、別のグループの台が当たった後にホルコンがグループに戻ってきて無事に連荘が継続することが多いということを覚えておきましょう。
打ってもなんの手応え(リーチ、演出等)もなく、ホルコンが逃げていると思われる時は、連荘中であっても台を休め、別のグループの台が当たった後に再び打ち出すことを習慣にして下さい。(打ち出し再開後も状況が変わらなければ、再度休みを入れて、別のグループの台が当たるのを待つ)
閑散としたシマでは、このような努力が実って驚異的な大連荘につながることが頻繁にあります。
たとえば、爆裂タイプの甘デジでラッシュに入っている台は下手に打てば貴重なSTや長い時短が終わってしまいます。
しかし、ホルコンがグループから逃げていることをいち早く見抜き、打っても当たらない時は打たないという単純なことを実行するだけで何度も首がつながり(STや時短の終了間際に当たり)、その後も期待を遥かに上回る連荘が続くことがよくあります。
6. すでに当たった実績のある台を狙う
海殺しXはどちらかといえば、好調台を拾って勝つというよりも、ダークホース的な台で爆発を狙うために開発された攻略ノウハウです。
通常の状態であれば、多数の台が打たれている関係上、どんな台にも当たるタイミングが訪れるものです。したがって、ダークホース狙いもタイミングを誤らなければ成功します。
しかし、閑散としたシマでは、打っている客の数が少ない上、朝から一回転もしていない台がずらりと並んでいて、大半の台がホルコンの視界に入っていません。
そのため、今までに当たった実績のある台が順番に当たっていくという非常に読みやすい展開となります。
通常の状態であれば、グループ内の台の稼働率が良好な時(例・全台が稼働)、その中で強い台に当たり番が行きがちですが、それでも特定台がグループ内の他の台の当たりを挟まずに3~4回も初当たりをさらってしまえば、その後に今まで耐えに耐えてきたグループ内の他の台にも当たりが発生するものです。
ところが、閑散としたシマでは、強いグループで長時間にわたって(特に開店時からずっと)稼働していない台はホルコンの視界に入っていないため、極論すればカウントされていません。(ないものとみなせばよい)
その結果、どういうことが起こるのかといえば、同じ台が際限なく当たり続ける傾向が強いということです。
通常はある台に単発当たりや2~3連荘が連続すれば、高確率でその台は当たり番に選ばれにくくなり、その台が再び当たるためには同グループの他の台の当たりが条件となるケースがほとんどです。
ところが、閑散としたシマでは、同グループの他の台がホルコンの視界に入っていないため、同グループの他の台の当たりが不要となり、他のグループの台が当たるだけで(その台が好調台であればという条件はつくものの)、つい先程、当たった台が再び当たるという単純な展開になりがちです。
極端なケースを例にすれば、次はどのグループにホルコンが入るかという予想を立てるだけでよいわけです。
そして、そのグループの中にある過去に当たった実績のある台を打つだけです。別のグループの台が連荘中の時はその連荘が終わるまで辛抱します。
通常の客入りであれば、ホルコンが複数グループをアクティブにしますのでこんな忍耐は不要ですが、閑散としたシマでは、ホルコンが一つのグループに粘着している状況の時に他のグループの台を打ってもなかなか当たりません。そのために閑散としたシマでは打たずに待機する時間が長くなります。
パチンコの攻略は時間効率との勝負でもあります。あまりにも打てない時間が長すぎるのも問題ですので、頻繁に複数のシマを観察して、二つか三つのシマの間を行ったり来たりするのが閑散としたシマで要領良く勝つ秘訣となります。
リヴィエラ門下生の皆様は閑散としたシマで打つ時は、海物語シリーズにこだわらず、海殺しXを他機種の攻略にご利用下さい。
皆様にお渡しした秘伝攻略は海物語シリーズに特化した内容の部分もありますが、全機種共通の項目も多数あります。
7. 危険領域速攻法で果敢に攻める
シマが混み合っている状況でも、この攻略技法は決まる時はあっさり決まります。
しかし、当たりに至らない時は、ホルコンが「あなたの打っている台を当てたいのですが、実はこちらも忙しくて、他にも当てなくてはいけない台が沢山あるのですよ。今、あなたの台を当てることはできませんが、打ってくれた心ばかりのお礼にこれをどうぞ」とスーパーリーチをプレゼントしてくれます。
こういう煩雑なことを閑散としたシマでは必要としません。放出期であればカシオペア狙いで打った途端に当たります。しかも、狙うべき台も絞り込まれています。(朝から手つかずの台、当たった実績のない台などを無視すればよいので)
なお、閑散としたシマでは、可能であればある台の連荘中には打たない方が得策ですが、危険領域速攻法(ミドル及び甘デジ)とウルトラ速攻法(ミドル限定)は例外です。ミドルであれば千円、甘デジであれば500円を1台の予算上限として試してみて下さい。
8. 好調台は同グループの台に初当たりが発生した瞬間に打つ
今まで明らかに好調と思われる挙動を示していた台が突然、連荘が終わってしまう原因は主に二つです。
①ホルコンが他のグループに移った
②ホルコンが同グループの他の台に当たり番を移した
したがって、他のグループの台の連荘終了後、あるいは単発当たり終了後に今まで好調であった台を打てば、すぐに当たることが多いのですが、それでも当たらない時は②の可能性があります。
同グループ内の台を打っている人がいれば、その人の台に当たりが入ることを願いながら待機します。そして、当たった瞬間に打ちます。
シマが混み合っている状況では、いろいろな台に当たる可能性があり、どの台の当たりが優先されるか読みにくいのが難点ですが、閑散としたシマでは、大半の台がカウントされていないに等しい状況ですので、好調台であれば、こんな単調な戦法で当たってしまいます。
但し、閑散としたシマでは、同グループの台を誰も打っていないこともよくある状況です。
この場合は、過去に当たった実績のある台(遊び台の可能性の高い台)を試し打ちして、あわよくばそれで当ててから今まで打っていた好調台に戻ることを画策します。
混み合っている状況の時にこれをやると、自分が好調台を離れている時に他人にその台を取られ、自分がつなぎ役の台で当てた直後にその好調台に多連荘、時には爆発が発生するリスクがありますが、ガラガラの状態であれば、元の台に戻りやすいという利点があります。
しかし、万事がうまくいくわけではありません。
時には、自分が同グループの他の台に移動した後、新しい客が自分のシマに入ってきて、各台のデータなどをチェックすることがあります。
そして、自分が今まで打っていた好調台の前で立ち止まり、そこに座るかどうか逡巡している瞬間ほど心臓に悪いものはありません。
(門下生の皆様には同感していただけるはずです)

まとめ
ざっとこんな要領ですが、慣れれば簡単です。要は人影がまばらなホールでは極力打たずに観察に徹するということです。
通常の攻略でも打たない時間が多いほど収益率が上がりますが、打たない時は自分のシマだけに目を光らせていればよいわけです。
一方、客が極端に少ない日は休憩時間中に複数のシマを観察することが重要です。
突然、打つ人が誰もいなくなることもよくありますので、このシマがダメならばあのシマでと常にターゲットの切り替えができるようにしなければなりません。
立ち回りは単純ですが、多少の忍耐が問われます。
コロナ禍が一段落した後も客が極端に少ない時に何度も使える攻略ノウハウですので、練習を兼ねて試しに一回くらいは甘デジなどでトライしていただきたいものです。
東京では小池知事がパチンコ店に休業を呼びかける動きがあります。緊急事態宣言が出された他府県も同様の動きがあることでしょう。
早速、こんなニュースが、飛び込んできました。
宣言区域内の門下生の皆様はしばらくの間、収入減になるかもしれませんが、今回のコロナショックは国難級の出来事です。柔軟な対応が求められます。
ホールの安全度
最後にホールの安全度について言及します。
「緊急事態宣言が解除されるまで打たない」というのが最も安全な選択肢となりますが、打たなければ確実に感染を免れるというものでもありませんし、打ったから感染するというものでもありません。
今、3つの「密」というものが問題になっていますが、よほど古いビルを除き、大半のホールは他の施設よりもむしろ換気は良好です。(下記リンクは一級建築士の見解)
但し、近隣の客とのお喋りは危険行為となるはずです。マスクを着用して他人が発した飛沫が自分の体内に入らないように防御する必要があるでしょう。
又、目が悪くない人でもサングラスやファッショングラス(伊達メガネ)はした方がよいでしょう。飛沫感染の場合、ウイルスがいきなり目から入るパターンも有り得ないとは言えないからです。
最も危ないのは隣の台に座る人ではなく(激しい咳でもしていない限り)、ハンドルに付着したウイルスではないかと思われます。
台を変えるたびにハンドルをアルコール消毒するのがベストでしょうが、実はこのアルコール消毒というものも果たしてどこまで有効なのか明らかになっていないのが実情です。
やはり、ホールに滞在中は何度も石鹸で手を洗う必要があるでしょう。一番危ないのはハンドルに付着したウイルスが手に移り、その手で目、鼻、口を触る行為です。
最新情報
米国で医療関係の仕事に従事する友人からある情報が入りました。これはパチンコ店に出入りする人々(ホールの従業員及びお客さん)にも分かち合いたい貴重な生情報です。

それまで医師や看護師は飛沫感染には神経質になっていましたが、接触感染の危険の方には割と無頓着であったようです。
新型コロナウイルスの患者で溢れ返っている病院では、至るところにウイルスが付着しています。医療機器にもウイルスが付着していますし、お手洗いのドアノブや水飲み場の紙コップにもウイルスが付着しています。受付で何かを記入する用紙にもペンにも付着している可能性があります。
ウイルスに付着しているものに触れることによって、自分の手にウイルスが乗っかり、その手で目、鼻、口を触ることによってウイルスが体の内部に入っていきます。当初はこのような感染経路が軽視されていたと聞きました。
ところが、実際は飛沫感染よりもこちらの方が危険度が高かったようです。今、アメリカの病院で働く人たちは何か新しいものに触るたびに、その都度、手を洗うそうです。又、顔が痒くなったりして、どうしても手で触れたい時は触れる前に厳重に手を洗うそうです。
少々、面倒とはいえ、新しいものに触れるたびに手を洗うことを習慣にしただけで感染率が激減したという話は極めて重大な証言です。
この事実を目の前にして「学者の意見はどうなのだ?」と権威筋のコメントを待つ呑気な人は相当センスのない人です。日本の何十倍も過酷な状況にあるアメリカの医療現場から入ったニュースです。検証などは後回しにして、まずは良いとされているものを素直に受け入れるべきです。

通常のホールが新型コロナウイルスの感染者を多数抱えたアメリカの病院ほど汚染されているとは到底思えませんが、念には念を入れて、アメリカの病院で働く人と同じくらい慎重になれば、感染することは滅多にないと言えるでしょう。
むすび
若くて健康な人は感染しても無症状であることが多いと言われます。そういう人々が無意識のうちにウイルスを撒き散らして、高齢者や持病のある中高年者(免疫力が弱い)を犠牲にしているという側面が顕著に見られます。
感染経路不明の人が増えていますが、恐らくその一部は風俗店での感染ではないかと私は見ています。
しかし、うつされて発症した人は病院や保健所で自分が風俗に行ったことを正直に申告しないのではないでしょうか。私見にすぎませんが、風俗店はパチンコ屋の100倍も危険な場所であり、本来は政府が真っ先に取り締まらなければならない場所でした。

リヴィエラ倶楽部
関連コラム2:
関連コラム3:
<参考情報>
<人気コラム>
(佐々木智親のパチンココラム・デビュー作)