スロットで生活することに限界を感じたスロプロがパチンコに転向して再び上昇気流に乗った話
特報
甘海史上最高の連チャン継続率!
元スロプロからのメール
昨年(2019年)の12月3日、最強攻略法・海殺しXサロンに女性のリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)の活躍を特集した女性はパチプロ向き?~リヴィエラレディースのパチンコ年収を発表した直後、当倶楽部の事務局宛に見知らぬ人より奇特なメールが届きました。(以下参照)
はじめして。少し長いメールになると思いますが、お悩み相談に乗ってほしいのです。僕は今まで専業のスロットプロをしていた者です。高校卒業後、専門学校に進み、消費者金融の会社に就職しました。最初は普通の事務処理的な仕事をしてましたが、人事異動で取り立ての部署に配属され、返済が遅れている債務者に電話をかけたり、時には債務者の自宅まで訪問する仕事をさせられるようになりました。こういう会社に入ったからには当然の成り行きと言ってしまえばそれまでですが、社会に疎った自分が招いた災難です。異動から一週間もたたないうちに会社を辞めたくなりました。消費者金融はみんなが思っているほど暴力的な行動はしません。やくざみたいに相手をおどして金を巻き上げるような行為は固く禁じられていますが、紳士的な態度で債務者を圧迫していく手口を使います。やられる方も辛いでしょうが、やっている方もまいってしまいます。人としての良心が少しでも心に残っていれば、この仕事は務まりません。債務者と話していると、スロットに負けて借金をかかえたという人がやけに多く、それが僕をスロットの世界にのめりこませる結果につながりました。時々、一日に10万円も勝つこともあるという話を債務者から聞いて、自分もスロットをやるようになりました。気がつけば、設定読みが得意なプロになっていました。ずいぶん前の4号機時代の話ですが、日収10万越えが月に何度もあり、これだけ稼げるなら仕事を辞めてもいいかと思って、前々から辞めたかった会社を退職しました。返済に困っているお客さんをこれ以上、苦しめたくないという気持ちがあり、会社を辞めた理由としては、こっちの方が大きかったと思います。それ以来、スロット一本で生活していましたが、こんな仕事では女性から信用されず、いまだに独身です。スロットの黄金期が終わって、収入は一気に落ち込みましたが、一人の生活を続ける分には問題ありませんでした。ところが、6号機時代に入ってから勝つことはできても日収が微々たるものになり、危機感を感じるようになりました。昨年の10月から介護関係の仕事を週に3回するようになりました。介護施設のお年寄りの散歩のお手伝いとかトランプゲームの相手のような単純な仕事が中心ですが、昔のように人を苦しめる仕事ではなく、人を助ける仕事に変わったので、心が洗われるような気がします。まさか自分が老人に慕われることになるとは思いませんでした。スロット絶頂期の年収は1000万円近くありました。スロットだけでこの額ですよ! もう有頂天になってましたね。でも、スロットの衰退とともに、自分の稼ぎも激減して普通の会社の新入社員以下の年収になってしまいました。それで介護のバイトを始めたんですが、貧しくても充実した日々が続き、ふたたびインターネットでネットサーフィンを楽しむようになりました。そこでたまたま目にした記事がリヴィエラレディースの記事(筆者註・前出の星印コラム)です。正直、うらやましくなりましたね。それなりの年収の人もいるじゃないですか。スロプロもパチプロも似たようなものでしょう。僕はスロットの経験があるだけ普通の人よりも海殺しXに向いていると思うのですが、実際はどうなんでしょう?購入前に確認しておきたいことがいくつかあります。・・・(後略)
パチプロに変身
このメールの主は今ではリヴィエラ門下生の一員となられた東京都のM.Wさん(男性)です。購入前に質疑応答のメールのやりとりを上のメールを含めて2回行った後、昨年の12月7日にM.Wさんからお申し込みをいただきました。
去年の12月にスペシャルパックとカシオペア攻略術を申し込んだWです。実を言うと購入直後の一戦には負けてしまいました。今までパチンコはほとんど打ったことがなく、元スロットプロとはいってもパチンコは初心者にすぎません。パチンコで一番怖いのは玉が入らない時にすごい勢いで玉がなくなってしまうことです。500円が一気に吹っ飛ぶスピードの速さにはじめは戸惑いました。それから二日間は打ちに行かず、家で佐々木さんのコラムを読みまくりました。それが本当に良い勉強になりました。自分の失敗に気づかされるコラムがいくつかあり、次の戦いでは同じミスをしないように努めたところ、日収5万円越えが実現して、初戦の負けを取り戻すことができました。ホルコンの動きにも敏感になり、強いユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと。ホルコンのグループ識別やホルコンを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック📖参照)をすぐに見抜くことができるようになってからは連戦連勝が続きました。ただ、勝ち逃げさえしていれば15連勝だったのに、大勝ちを狙って負けてしまった日があり、負け、9連勝、負け、5連勝で12月は終わりました。12月の結果は14勝2敗、純利益¥243,000でした。正月の三が日は親戚が集まる新年会や専門学校時代の友達とのカラオケなどがあって打てませんでしたが、この3日間で12月の勝利と敗北のパターンを思い出し、自分なりの戦略を作り出すことができました。具体的には・・・(中略)このやり方が100パーセント成功するわけではありませんが、驚くほど成功率が高いので、これってやばくね?と薄気味悪くなってしまう始末です。カシオペア攻略術の威力は恐るべしですね!1月に入ってからはこの方法だけで稼ぎまくりました。もうスロットに戻る気はしません。介護の仕事がない時は午後の2時くらいから閉店まで打ち、介護の仕事がある時も午後6時から閉店まで打ちます。極端に打つ人がいなくなった時は夜の9時頃に引き上げることもありますが、打つ人がそこそこにいれば閉店まで打ちます。勝った金で友達とよく飲んだ一か月でもありました。当然、飲む日は打てませんが。楽しいことが全くない日々が長いこと続いていたので、海殺しXには本当にお礼を言いたいです。生活が苦しければ酒なんて飲む気にもなりませんが、お小遣いが一気に増えただけで生活に潤いを感じるようになりました。ふたたび酒を飲んだり好きなカラオケに行けるようになり、僕は自分らしさを取り戻したように感じています。で、気になるであろう1月の結果ですが、なんと20戦全勝です。純利益¥396,500円也。別に威張ってるわけじゃないですよ。素直にお礼が言いたいだけです。稼ぎが3~4千円で勝ち逃げした日も4日ありましたが、それは12月の反省からです。スロットと同じでパチンコも大勝ちと大負けを繰り返しているようでは、まともな利益を生み出せないということですよね。40万円に届かなかったのは悔しいですが、1月の戦いを通じて新たに学ぶところもありました。自分の弱点を克服すれば投資額をさらに減らすことができ、一か月に50万円は行けると思います。まだ始めて2か月ですが、偶然の勝ちがこんなに続くことはありえません。やっぱ戦略の勝利というか攻略知識が実ったのだと思います。ホルコンとか危険領域(筆者注・カシオペア攻略術にて解説)には最初はびっくりしましたが、今では確信に近いものがあります。今、僕は大きな悩みにぶつかっています。やっとパチンコで生活する見通しがつきました。今の介護の仕事を辞めてパチンコに専念すべきなのでしょうか?佐々木さんはこういう考えに反対だと思いますが、聞いてもいいですか?・・・(後略)
大型新人のデビュー
M.Wさんの好スタートは元スロプロという経歴が大きくものを言ったように思います。
たしかにパチンコは初心者同然であったかもしれませんが、冷静沈着に敗因を分析したり、トータル収支にこだわり勝ち逃げに徹するといった一連の行動パターンが完全にパチプロと同じです。
通常は2か月程度の成績を見てプロを認定したりはしませんが、M.Wさんの場合、今後、大きく崩れてしまう危険はほとんどないと思われますので、現時点でプロを認定しても差し支えないでしょう。
海殺しXのトップクラスの使い手が死力を尽くして闘っても負けてしまう日はあります。達人級の使い手でも10連勝前後で連勝がストップしてしまうことはよくあります。
勝ち逃げに徹する人は10連勝以上の記録を頻繁にマークしますが、それでも20連勝は至難の業です。25連勝とは恐れ入ります。
藤井七段は間違いなくタイトルを獲得する人です。それも一つや二つではなく、近い将来に最低でも4冠には輝くものと思われます。M.Wさんはそれよりも先にトップ門下生の仲間入りをされるはずです。
M.Wさんはデビュー戦に敗北を喫し、その後すぐに大ブレークが始まったわけですが、いきなり勝ちまくったという点では大同小異と申せましょう。すでに勝つための得意戦法が確立されておられる由、頼もしいの一言であります。
海殺しXを購入後、ブレークするまでの期間には個人差がありすぎますが、センスの良い人は一週間以内に大体の感触は掴めるようになります。
とはいえ、新人の最初の連勝は7~8連勝で終わってしまうことが多いのですが、ベテランの使い手でも滅多に達成できない20連勝を壁をいともたやすく突破され、20連勝を遥かに凌ぐ戦績をデビュー直後に残されたM.Wさんの今後ののご活躍が楽しみです。
M.Wさんへのアドバイス
すでに個別のメールで返信していますが、私は貴兄に対して技術的なことで積極的にアドバイスをに送ることはしません。このたび紹介させていただいたメール(抜粋)では省いていますが、貴兄の編み出した戦術は完成度が極めて高く、ベテランユーザーが試行錯誤の末に辿り着く最終結論のようなものです。
これが現段階でわかっておられるということは、こちらから教えることはもうほとんどないということです。
もちろん、私どもは指導を放棄したわけではありません。ご質問には常に回答致します。しかし、私どもが示す回答は貴兄が想定された答えと寸分たがわぬものになることでしょう。
「この局面ではこう指すものだ」と教え込むことは凡人の弟子には大切であっても、藤井少年には逆効果であることを杉本八段は早くから見抜いていたのです。
天才少年に常識的な発想に基づいた指し方を教えれば、彼の天与の才を蝕んでしまうことになります。
海殺しXは完成度が高いパチンコ攻略定跡であるとは思いますが、まだまだ進化の余地が残されています。門下生の中で師匠超えを果たした人は例外なくこの定跡に独自の改良を加えています。アレンジ能力に優れているのです。
貴兄にもそれを期待します。スロットで鍛えた勝負術をそのままパチンコに応用して下さい。私どもはスロットはやりませんので、4号機とか6号機と言われてもピンと来ませんが、スロットが冬の時代であることくらいは噂で聞いています。
このような時代であるからこそ、パチンコの攻略ノウハウの需要が高まるのでしょう。当倶楽部の事務局には公式HPの右上ににあるお問い合わせフォームからひっきりなしにご購入前の相談メールが押し寄せています。
私どもは成績優秀な門下生の方からこのようなご相談を過去に何度も受けていますが、「社会との接点は残しておいた方がよいのでは」と示唆することが精一杯です。パチンコとは無関係な分野で私どもの人生観を押し付けることはできません。
とはいえ、貴兄が施設の高齢者に慕われていることに生き甲斐を見出されるのであれば、勤務の頻度は落としても、週に1回か2回はそのお仕事を続けるべきと進言させていただきます。
貴兄がそのようなことを嬉しく思っても、生き甲斐と言えるほどでなければ、退職されてもよいでしょう。生き甲斐かどうかがポイントではないでしょうか。
Motivation in Life
仕事が生き甲斐の人もいれば、趣味が生き甲斐の人もいます。子供の成長が生き甲斐の人もいれば、友人との交流が生き甲斐の人もいます。余暇を利用したボランティア活動などに生き甲斐を見出す人も最近は増えています。
何が生き甲斐でもよいのです。生き甲斐が何もない人生ほど空しいものはありません。生き甲斐がなければ、人は社会的成功を収めても巨万の富を築いても絶対に幸せにはなれません。
人が羨むような暮らしをしている政治家や芸能人などが自殺をしたというニュースが耳に入るたびに「一体、この人は何が不満でこのような過ちを犯してしまったのか?」と誰もが首を傾げますが、結局、生き甲斐が何もなかったということなのです。辛いことがどんなに多くても何か生き甲斐があれば、人はそのような選択(自殺)を思いとどまることができるはずです。
壮大な夢を描く
さて、海殺しX自体は生き甲斐にはならないと思います。私どもは皆様が海殺しXを通じて人生の悦び、生き甲斐を見つけ出していただくことを切望しています。
パチンコで収益を得ることが目的なのではありません。パチンコは飽くまでも手段です。パチンコで得た余剰収入を自分や家族、友人の幸せのために使ってこそ価値があるのです。
決して間違った行動ではありませんが、健康になることが目的であれば少し感覚がずれていると思います。「健康な体になって何をするか」ということが本来の目的のはずです。
健康な体になって(健康な体を維持して)、アウトドア派の人であればクルージングやキャンプを楽しむ、文芸好きの人であれば本を出版する、歌や楽器が得意な人であればリサイタルを開催する、旅好きの人であれば80代、90代になっても海外旅行を楽しむ・・・このような目的を持って、あるいは、夢に向かって健康増進に取り組むべきではないでしょうか。体は健康でも無味乾燥な日々を送るだけでは、生きる歓びがありません。
自分や家族、友人を幸せにすることができれば、そこにパチンコに勝ち続けることの唯一の意義を見出すことができるでしょう。
パチプロのなるための近道は現状では実現不可能な壮大な夢を描くことです。
バレンタインデー
ところで、先週の金曜日はバレンタインデーでした。日本ではこの日に女性が意中の男性に愛を告白するためにチョコレートを贈りますが、これは欧米の習慣に目をつけた製菓会社の売り上げ増大商法にその起源があります。
又、贈り主も女性限定ではなく、男性が女性に愛を告白する手段として、この日が有効活用されることもあります。
そもそもバレンタインデーのルーツは3世紀まで遡ります。諸説があり、どれが正しいのか定かではありませんが、最有力説によれば、ローマ帝国にウァレンティヌス(英語読みでバレンタイン)という勇敢な司祭がいて、西暦269年2月14日に殉教を遂げたことがバレンタインデーの起こりと言われています。
当時のローマ皇帝、クラウディウス2世はキリスト教徒を迫害しており、ウァレンティヌスはそれに対抗して熱心にキリストの教えを説いていました。皇帝から棄教を迫られても(殉教する覚悟を決めていたので)一向に服従せず、ウァレンティヌスは皇帝の逆鱗に触れることばかりをしていました。
そのうちの一つに「秘密結婚式」がありました。クラウディウス2世は兵士が妻帯すると家庭のことを考えすぎて士気が下がると懸念し、兵士の結婚を禁じていました。このとんでもない人権侵害政治に対抗して、ウァレンティヌスは兵士たちを秘密裏に次々と結婚させました。
ウァレンティヌスにとって、皇帝の暴挙は神法の侵犯にほかならぬものでした。男と女を創り、双方が愛し合って夫婦となることを定めた神への冒涜でした。
しかし、一連の秘密結婚式がついにバレて、クラウディウス2世がウァレンティヌスを処刑したと伝えられています。
その後、ウァレンティヌスは愛の聖人として人々から崇敬され、命日である2月14日は彼の偉大な生涯を思い起こす日となりました。それが徐々に発展して、愛を告白する日になったというのが通説です。
製菓会社が生み出した日本式バレンタインデーとは違って、本来のバレンタインデーは愛する家族や大切な人にプレゼントを贈る日であり、恋人間や夫婦間でのやりとりが中心ではあっても、必ずしも男女の愛に限ったことではありません。
そもそも愛とは人を大切にするという意味です。男女間の愛は「エロス」と呼ばれる愛の一形態にすぎません。普遍的な意味での愛は「アガペ」と呼ばれます。
世界に愛を灯す
仕事に生き甲斐を見出す人は仕事を通じて社会に貢献します。これは社会への愛とも解釈できます。
趣味に生き甲斐を見出す人は自己愛の実践者です。ストイックな人ほど自己愛を悪しきものと決めつける傾向がありますが、自己愛は心の充足をもたらし、ゆくゆくは豊かな情操が他者への愛に向かっていきます。
友人との交流が生き甲斐の人は自分にとって大切な人の幸せをはぐくみ、隣人愛を知らず知らずのうちに実践しています。
ボランティア活動に生き甲斐を見出す人はギブ・アンド・テイクではなく第三者に自分が一方的に与えるだけの生き方をしているわけですから隣人愛の王道を歩む人と言えるかもしれません。
パチンコは夢を叶えるための手段にすぎません。パチンコでいくら稼いでも大病を患って死んでしまえば、せっかく稼いだお金も死に金になってします。
リヴィエラ門下生の皆様にはパチンコ攻略の先にある幸せに目を向けていただきたいものです。パチンコで稼いだお金ではなくその使途に幸福の源が隠されています。
海殺しXでディズニーリゾート家族旅行でも触れましたが、世界平和の第一歩は身近な人(家族、友人、職場の同僚など)と幸せを分かち合うことから始まるというのが私どもの人生哲学です。
反戦運動に参加するとか慈善団体に多額の寄付をするというような勇ましい行いだけに注目が集まる今の世の中は感性が鈍いと思います。
周囲の人(隣人)を大切にするという愛の基本が忘れられているように思えるからです。
お金よりも価値のあるもの
もう一つ現代人が忘れがちなものがあります。それは時間がお金よりも価値があるという側面です。
人生という非常に限られた短い時間の中でいくら儲けたかということは幸せの本質ではありません。大切な人とどれだけの時間を共有することができたかという方が遥かに重要なはずです。
一生をかけてどれだけのお金を稼いだかではなく、一生の間にどれだけの時間を愛する者と共に過ごすことができたかということが幸福を測る尺度となるはずです。
リヴィエラ倶楽部
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