秋田県在住の新人パチプロがパチンコに勝ちまくり一家で派手な旅行を楽しんだ話とリヴィエラ倶楽部誕生の舞台裏について。マザーテレサ、老子の教えも紹介!


はじめに
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)の中にも上達の早さには個人差がありますが、この方はデビュー直後からめきめきと頭角を現しています。お時間のある方は是非ともご高覧下さい。新事務局便り開設のご挨拶と皆様へのお願いを海殺しXユーザー必読記事の中に組み入れてから門下生からのメールが急増しました。とても有難いことです。
東北の門下生、絶好調!
どういうわけか最近は東北地方の門下生の大活躍が目立ちます。
まだここでは紹介していませんが、岩手県在住の熟年男性や福島県在住の中年女性などから海殺しXと出逢ってパチンコ月収が30万円を超えたという報告メールが相次いで舞い込んでいます。
福島の女性はいわゆるキャリアレディーと呼べるようなお仕事をされていた方でした。
悲嘆に暮れていた時、海殺しXとの出逢いがあり、それが人生の大転換に結びつき、今ではパチンコ月収を含めれば、震災前の月収を遥かに上回っていると聞きました。
これは海殺しXが窮地に追い込まれた人を救った一例です。海殺しXの開発者としてこれほど嬉しい知らせはありません。
さて、今回は新人門下生にしては十分すぎるほどのご活躍をされているT.Kさん(秋田県・男性)から頂戴したメールを紹介させていただきます。たまたまT.K氏の不思議な攻略法で一世を風靡した人と同じイニシャルですが別人です。
では、早速そのメールから抜粋します。(お名前だけイニシャル表記に変更、一部伏字あり)
はじめてお便りさせていただきます。
私は昨年、10月に購入させていただいた、秋田のT.Kと申します。数々の攻略法のサイトを見ておりましたが、海殺しXのサイトが本当に内容が丁寧に掲載されてましたし、何より教える立場なのに謙虚な内容で驚きました。それで信用できるサイトと思い、購入させて頂きました。でも、本当に連絡があったり騙されるのではないかと心配もしましたが、驚く程早く返信があり、資料を送っていただきました。あの時は本当に嬉しかったです。(筆者註・「連絡があったり」というのは、やくざまがいの集団から恐喝されるという意味と思われます。これには苦笑するばかりです)私の住んでいる秋田の田舎は、都会みたいに人も常時付いていないし、爆発するような台も頻繁にはありません。
しかし良いところもあり、出玉はプリペイドに貯玉され台を移動するに難儀はしません。
また店のホームページに7日前までの大当たり回数やその時間、確率などが掲載されています。
店は●●●●●と言います。
もともと独自のやり方で勝つ事が多く、一般の方よりは負けは少ない方でした。
しかし、ホルコンやユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて作るグループのこと)の事を教えていただき、大変びっくりしました。確かに同時間帯や同時に大当たりする台があり、教えを信用せざる得ません。これまで使ったお金は何なのか…と愕然としました。さて成績ですが、購入して直ぐに読み、翌日には運良く7万円勝つことができました。
サラリーマンの為、平日の夜や休日に頻繁に行くと家族にも悪く、時々しか行けませんが、平均すると月に20〜25万程勝つことができています。
お陰様でディズニーリゾートの高級ホテルに家族を連れて行け、羽振りよく遊んでこれました。秋田から行くとお金かなりかかるんですよ。
・・・(中略)大負けしてしまうことが時々あります。
あと、せっかく元手が少なく連チャンしたのに、台の様子をみたり他で出そうとして、結局はマイナスになる事があります。バカですね…どうしたら良いでしょうか?
同じ内容で教えてもらい、100万以上も稼げている方たちのお話しを拝見すると、あまりにも劣等生で落ち込みます…
多分、待てないのが敗因ですね。・・・(後略)
Kさんへのお礼
私どもに心温まるメッセージを送って下さったKさんには衷心よりお礼申し上げます。
自分では全く謙虚ではなく、いつもコラムを書く時に素人の呆れた行動などを小馬鹿にしているような気がして良心が痛んでいたのですが、好意的に解釈していただけたことを嬉しく思います。

私は一般人が書くブログ記事などを滅多に読みません。読む気にもならないのです。(ほら、少しも謙虚でないでしょ?)

読者第一
舞台俳優は観客の心をつかむために努力します。歌手は聴衆に感動を与えることに全エネルギーを傾注します。
レスラーはただ勝つことだけを考えるのではなく、見る者を心から満足させる試合展開をプロデュースする格闘家兼シナリオライターです。
いずれの職業にも共通していることは、鑑賞者(観客、聴衆)の目を強く意識していることです。
文筆家の世界も同様です。作家、ライターと呼ばれる人たちは読者を如何にして満足させるかということに血道を上げるわけです。
ところが、インターネット時代に突入し、一般人がブログ、ツイッター、フェイスブックなどで自由に情報発信ができる世の中になって私が呆れたことは、自己満足にすぎない駄文を平気で公にする堕落文化が生まれてしまったことです。
私は自分が書き上げたコラムを貴重なお時間を割いてお読みいただく読者の方々に「こんなものを読んで時間の無駄だった」と絶対に言わせたくありません。
絶賛まではされなくても、「読むだけの価値はあった」、「また読んでみたい」と言っていただけるレベルの読み物には仕上げたいのです。
新春の決意
この努力が実を結んだのでしょうか。当ブログのアクセス解析によれば、毎日、千人近くの人々がブックマーク経由でアクセスされています。
以前からもその意気込みで執筆活動を続けてまいりましたが、その意欲がさらに高まりました。これが私の新年を迎えての決意です。
劣等生?
実際は謙虚とは言い難い人間ですが、そう言われて嬉しくないわけがありません。私はKさんのお言葉をそのままKさんに返したい心境です。Kさんこそ実に謙虚なお方です。
パチンコ月収が20~25万円のペースで何か月も推移しているわけですから、稼ぎという観点からはすでにプロを認定してもよいのかもしれません。
劣等生どころか、うちの門下生のレベルを上中下の3つに分ければ、「上の下」に相当する稼ぎです。(ちなみに、「中の中」の人でパチンコ月収が15万円前後でしょうか)
驚愕の門下生
メールの中にあった月に100万円以上稼ぐ人というのは【大殊勲】100万円プレイヤーの誕生で特集を組んだK.Aさん(千葉県・男性)のことを指しているのでしょうが、この人は別格です。
現状では、「上の上」に分類される門下生のパチンコ月収が50万円以上といったところです。50万円の倍以上を稼がれるK.Aさんは上の上に属する人たちの中で上の上の人です。K.Aさんは規格外の人なのです。
K.Aさんはご自分で会社を経営されておられる立場上、時間の自由があります。出社後、社員に指示を出した後にホールに行き、終日勝負できるという恵まれた環境を最大限に生かし、どんな不運に見舞われても最終的には一日数万円の利益を弾き出す剛腕の持ち主です。
Kさんの今後の課題
アフターファイブにパチンコを打つ一般労働者の場合、時間的な制約があるために、相当な力量の人であっても、時には失策が続いたりして、(閉店までの時間が迫っているために)当日の挽回が難しいこともあります。
そのためにはご自分でも反省されている弱点を克服することが第一の課題となります。パチンコ攻略において「待てない人」は「勝てない人」です。
とはいえ、Kさんは大負けすることがあってもトータルではしっかりと勝っておられますので稼ぎという点ではプロ同然です。しかし、打ち方には新人門下生特有の甘さがあるように思えます。
思い通りの展開にならず、たまに負ける分には問題ありません。
大負けする日を完全になくすことができるようになれば、パチンコ月収が今の倍になることも十分に可能です。パチンコを楽しむ心を捨て、勝負の鬼と化して挑戦してみて下さい。
得意技の開発
現状でも一般のパチンコファンから見れば十分に憧れの対象になりうるKさんですが、ひと皮剥けるためには、海殺しXで身につけた攻略知識を生かして、ご自分のオハコともいえる得意技を開発することが不可欠です。
このことをKさんに進言しようと思っていた矢先にKさんから次のメールをいただきました。(以下引用)
こんばんは。秋田のKです。これまで連チャンしている強いユニットで打ち続けて、当てることができていました。当然、当たらなくて移動を重ねて初当たりまでにお金を使ってしまう事もしばしばありますが…
それでも周りのお客様よりは要領よく勝てている方だと思います。しかし、昨日はテキストを読み返して時短が●●●●●台の直後に2000円だけ打ってみました。当然、2000円ですし当たりませんでしたが、思い切って休憩を10分程入れてみました。パチンコしていて休憩を入れるのは初めてでした。
戻って恐る恐る500円やってみると連続して泡予告が発生し、魚群が来て大当たりしました。えぇ嘘だろ?って正直思いました。
残念ながら2回で終わりましたが、再度観察していた台が時短に入ったので、休憩を入れ●●●●●●に打ち始めるとまたまた大当たりしました。
しばらくして違う観察していた台の時短が●●●●●だったので、そのタイミングで台を移動したところ、これまた直ぐに大当たりしました。そこで自分も連チャンしました。
お客もいなくなり、終いには自分で時短終了後に●●●が●●●台に移り打ったところ、これまた大当たりしました。
ここまで大当たりが来ると、●●●●●●●●●●●●と、信じるしかありません。また休憩は苦手ですが、それが大事なんだと確信しました。42000円勝ちました。今日は休みだったので、19時までの約束で4時間程行って来ました。
昨日勝ったとはいえ、やはり半信半疑で●●●●●●の台で休憩を入れて打ったところ、何度も初当たりすることができました。
何度も言いますが、●●●●●●と休憩は本当に大事ですね。基本忠実でなければダメですね。二日続けて10000発越えしました。この位の出玉は頻繁にあるのですが、使った額が少ないとやはり嬉しいですね。ちなみに自分は●●●●●●●●させるようにしています。そうすると何となく保留で数回リーチが掛かったり、時短や時短後に当たることがあり、台にストレスかけれているのではと思っています。その状態で休憩したいのですが、あまり●●●●●●●●●●されるので、気をつけてながら行っています。まっ、オカルトですが(^^)(筆者註・これは海殺しXが教える攻略技術ではありません)私は強いユニットで背中越しの●●を観察しながら打っていますが、他の皆さんは離れてる●●を打つ時は、どのようにして連続リーチやサムの出現、●●●●●前の魚群リーチなどを観察しているのでしょうか?
私みたいな初心者は見た目で分かりやすい●●●●●●だけを狙い、連チャンする台に巡り合わせるのを待っている打ち方が合っているのかもしれません。焦らなくても●●●●●●する台はいっぱいありますものね。本当にありがとうございました。
とにかく嬉しくて連絡させて頂きました。
おやすみなさい。
私から言われなくても、もうすでに得意技の開発に着手されているKさんの積極性に感服します。こちらのメールには伏字が多くて申し訳なく思いますが、門下生の皆様は大体おわかりになるはずです。

海殺しXを購入され、突然、パチンコに勝ちまくる人たちには共通する3つの特徴があります。
(1)疑問点を放置しない
海殺しXで成功するタイプの方は購入後に疑問点があればメールで質問されます。安価とはいえ(パチンコ常勝組に入るための自己啓発投資としては安いという意味です)お金を払って手に入れた黄金の攻略ノウハウです。
購入後、すぐにホールに行って試したくなるのが普通の感覚でしょうが、購入直後から勝ちまくる人はテキストブックに書かれている内容を完全に理解するまではパチンコを打ちません。
はやる心を抑えてすぐには打たず、攻略ノウハウの完全習得に重きを置くところが成功者に共通する第一の特徴です。
(2)戦績報告のメールが詳細
第二の特徴は実戦の段階に移行して戦績報告のメールを送る時に「こういうことをして当たった」、「こういうことをしてもうまくいかなかったが、自分は無駄なことをしていたのか?」というような自分がとった行動の詳細が記されていることです。
ひとことで言えば、勝つためにすべきことを初期のうちから熱心に知りたがるのです。
(3)早期に得意の勝ち方を作る
Kさんもこれに当てはまります。2回目のメールに書かれているように、一度、成功した攻略技術を執拗に用いて、完全に自分の技にしてしまいました。

前々回記事、
女性パチプロの海殺しデビュー戦でスポットライトを当てたNさんは海殺しXの二大看板であるウルトラ速攻法とカシオペア攻略術(オプショナル商品)をあっというまに修得され、連日にわたって使用されています。

薄汚い業界イメージ
話は変わりますが、今、パチンコ依存症が深刻な問題となっています。ひと昔前はパチンコ依存症の人たちをターゲットにした悪徳商法(やくざまがいの連中による偽攻略法販売)が大きな社会問題になりました。

私どもを信頼して下さったKさんでさえ最初のメールにもありますように、万一、これが騙し商売であったらどうしようと幾分かの不安を払拭できなかったくらいですから同様の警戒をされる人が他にいてもおかしくはありません。
イメージの芳しくないこの業界に身を置く者として、私は憤りを隠せませんでした。当倶楽部の公式HPにパチンコ攻略法の誤った概念を正す!~本物と偽物との違いを発表したのもそれ故です。
リヴィエラ門下生の皆様は俗人が抱くパチンコ攻略法のいかがわしいイメージに背を向けて、最強攻略法・海殺しXに信を置いて下さったわけですから私にとって皆様はかけがえのない友人です。

一連托生
今後も少しでも皆様のお役に立ちたく、海殺しXをベースにした攻略コラムの執筆に取り組む所存です。宜しくご支援の程、お願い申し上げます。さしあたり、ランキングサイトへの投票は非常に助かります。
ライターとしての私のモチベーションを維持することにもつながりますので、記事を読むたびにクリックしていただければ幸いです。(もちろん、面白くなかった時は結構です。それなりに読み応えがあった時だけで十分です)
門下生の皆様と私どもは一連托生です。私どもが発信する攻略情報が皆様のパチンコ攻略力を向上させ、皆様から届く戦績報告メール、その他の明るい話題が私どもの生き甲斐につながります。
夢を叶える手段
私どもはパチンコが好きなわけではありません。パチンコは夢を叶える手段に過ぎないと考えています。
大きな夢、小さな夢、夢にもいろいろありますが、どんな夢であれ、パチンコの攻略を覚えなければこんなことは実現しなかったと言い切れるのであれば、私どもは皆様の幸福の実現において一翼を担ったことになります。
この機会に門下生の皆様に当倶楽部のスタンスについて簡単なプレゼンをさせていただきましょう。
リヴィエラ倶楽部誕生の背景
世間一般の人々が抱くパチンコ攻略法のイメージをそのまま受け入れている人には滑稽に思われるかもしれませんが、私どもは常に購入者の幸せを願ってパチンコ攻略ビジネスを展開しています。「笑いたければ笑わうがよい」という心境です。
私は当倶楽部をオープンする前に都内で高級フィットネスクラブを経営する会社の役員との知遇を得ました。
私の本業は英語の通訳と翻訳ですが、そのクラブから翻訳の受注をした関係で役員、社員らとの打ち合わせを何度か行ったことがあります。
私が感銘を受けたのは彼らの経営理念でした。それは会員の幸せ作りに貢献するために、あらゆる犠牲を厭わないというものでした。
そのクラブは入会金だけでも30万円もかかります。明らかにセレブ向きのクラブです。
そこに通っている人たちは例外なく幸せそうに見えます。顧客のみならず、そこで働く人たちも幸せそうに見えます。設備の維持に相当なお金がかかっているため、従業員の給料が良いとは到底思えないのですが・・・


反面教師
如何にも安っぽいフィットネスクラブは安さだけが売りです。しかし、入会してもすぐに飽きてしまいます。飽きるどころか嫌になってしまうことさえあります。

大抵の場合、そのようなクラブの営業マンはいわゆるモーレツ社員です。一人を入会させたらいくらもらえるというコミッション契約で働いていますので、入会希望者をバラ色のトークで魅了して、かなり強引に入会させてしまいます。
このようにして日々、新会員が物凄い勢いで増え続けるわけですから貧弱な設備しかないクラブに大勢の会員が一気に押し寄せれば大変なことになります。
プールは北朝鮮のドジョウの養殖場(見たことない人には伝わらない比喩かも)のようになってしまって、まともに泳ぐことはできないでしょう。しかし、心配無用!?なのです。
会費が激安なこともあり、忙しい人は解約手続きを怠りがちになります。そのため、小規模なわりには会員数が異常に膨れ上がります。
それにもかかわらず、混雑は決して起こらず、その上、薄利多売の経営が十分に成り立つという一石二鳥(?)なのです。
このようなクラブは入り口付近に外の通行人の目を引く洒落た喫茶店があったりします。
注意深くその喫茶店を観察すれば、お洒落なのは内装デザインだけであることに気づきます。

結局、そんな居心地の悪い場所で珈琲を飲むくらいならば、いったん外に出て、近くの喫茶店に入った方がよいと誰もが思います。
顧客の都合を一切考えず、売り上げだけを考える経営者はこのようなことも全く気にならないのでしょう。
「売ったら売りっぱなし」の業者は最低です。顧客サービスに最善を尽くす業者ならば、(商品=攻略法がまともなものであることが条件ですが)私どもはなんらかの形で提携してもよいとさえ思います。
実を申しますと、私どもはパチプロとは人脈がありますが、同業者(攻略法販売業者)とは一切接触がありません。したがって、よそ様がどのような顧客サポートをしているのか皆目見当もつきません。
しかし、攻略法を売った後は売りっぱなしのところが少なくないように思えてなりません。顧客とまともにコミュニケーションをとっている業者が多いとは思えないのです。
私どもは顧客満足度を無視して営利至上主義に走る安っぽいフィットネスクラブを反面教師にしたいと思っています。
リヴィエラ・ライフ
役員、社員は自分たちのフィットネスクラブを誇りに思っていて、インストラクターも事務方も目が輝いていました。
顧客の幸せを心から願うという会社の経営理念が末端の従業員にまで浸透していることに私は息をのむような感動を覚えました。
そのクラブは入会金が高額なこともあり、会員は年配者が中心です。ジム通いの経験者にはわかると思うのですが、コンスタントに体を鍛えるということは実は結構大変なことです。特に年配者はちょっとした運動でもすぐに疲れてしまいます。
しかし、そのクラブには会員が足繁く通うようになるための創意工夫が至るところにありました。
フィットネスクラブなのに、ドライフラワー教室、料理教室なども併設されていて、運動で軽く汗を流した後に誰でも参加できるような仕組みになっています。
このような仕掛けがなければ、年配者のジム通いは続きません。入会時にはヤル気満々でも、エアロビクスダンスなどを一回でもやると、「激しすぎてついていけない」、「期待していたほど面白くなかった」と思う人の方が多いということです。
「ここは単なる運動場ではなく、人生をエンジョイするために人が集う場所。スポーツを通じたクラブライフを満喫してもらうのが当社サービスのコンセプトです」と熱っぽく語っていたことを思い出します。ちなみに、退会者は滅多に出ないそうです。

忘れ得ぬ思い出
そのためには、どうしてもその国の大使館の協力が不可欠となりますが、生憎、語学力のある社員がいなかったため、英文の趣意書作成などの依頼が共通の友人を通して私のところに回ってきました。
事実、このフィットネスクラブの仕事をお手伝いして、私は忘れ得ぬ思い出の数々を作ることができました。もう10年以上前のことですが、その一つひとつが今でも私の記憶の中で煌いています。
大人になって失うもの
このフィットネスクラブに感心することは他にも沢山ありました。それは顧客の隠れたニーズを掘り起こすのがうまいということです。
この二つの欠如がストレスを生み、それが大病の遠因になるというのが私の持論なのですが、このフィットネスクラブは同じことに着眼していたのかもしれません。
中学・高校時代、大学時代には文化祭、体育祭などがありますが、社会人になるとこの種の催事には疎遠になるものです。
文化祭のために何かを一所懸命に製作して展示したり、学級対抗の球技大会で優勝してチームメイトと抱き合って喜び合うような純情一途な情熱から我々は次第に遠のいてゆきます。
社会人の遊びと言えば、その代表が飲み会や会食です。

接待というものは、大笑いしながらも神経を尖らせたりして、それほど楽なものではではありません。通常の仕事以上に疲れることすらあります。
大人になると、人は純粋な遊び、一心不乱に打ち込む遊びから遠ざかります。
扉を開ける鍵
私がかかわりを持ったフィットネスクラブは大人になってできなくなってしまったことをクラブが実現させているという側面があります。
年に一度のフェスティバルは文化祭のようなものですし、ハイキングやキャンプは遥か昔の遠足、修学旅行が形を変えて甦ったものです。大の大人が子供のようにはしゃぐのも無理はありません。

新人門下生のKさんは海殺しXを武器に新人にしては大変立派なご活躍をされたと思います。私は心からおめでとうございますと申し上げたい心境です。
ましては奥様やお子様を連れていかれたわけですから旅費の総額はちょっとした労働者の月給に相当する額ではなかったでしょうか。
通常のサラリーマンにはなかなかできないことです。しかし、Kさんはいともたやすくやってのけた・・・これこそが海殺しマジックなのです。
上級の馬鹿になれ
「もっと楽しく、もっと夢を」・・・当倶楽部の座右の銘です。
夢とは、やりたいけれどもできないこと。障壁となるものが金銭だけであれば、その調達を海殺しXに頼めばよい。これが私どもの馬鹿丸出しの思想です。
「パチンコなど打たずに真面目に働け!」という世間の怒鳴り声が聞こえてきそうです。
しかし、現実には本業収入だけでなんでもできる人はごく少数です。
パチンコの攻略を極めて世間からどう思われようが、違法なことをしているわけではありませんし、社会倫理に反する罪を犯しているわけでもありません。
私どもは馬鹿は馬鹿でも上級の馬鹿を目指します。それは金の亡者には絶対にならないということです。パチンコで大儲けしても、それ自体は少しも嬉しいとは思いません。
お金は人の不幸を減らすことには大きな貢献を果たしますが、幸福の増進にはそれほど寄与しないことを私どもは知っているからです。幸福感の根源とも言える「心の平和」は一体どこから生まれるのでしょうか?
平和は家族愛から

「反戦デモに参加せよ」とか「貧しい人に施しを与えよ」というような回答を引き出し、自分たちのメディア(主に左翼系の新聞、雑誌等)の主張とだぶらせて、マザーを利用して社会的なハイステータスを勝ち取ろうとしていた彼らにとってマザーの言葉は理解不能なものでした。
我が国でも興味深い出来事がありました。マザーの来日時に「インドの貧民(ホームレス)のために寄付をしたい」という篤志家の申し出に対し、マザーからは「そんなお金があるのでしたら日本で苦しみ喘いでいる人たちに使って下さい」という答えが返ってきました。
愛と平和は隣人から始まり周囲に広がるというのがマザーのカトリック教徒としての信条でした。
江戸時代の日本語聖書には「愛する」という言葉が「大切にする」という意味の言葉に意訳されています。翻訳家としての顔も持つ私は大昔の先達の翻訳力に感心することしきりです。
人は家庭、学校、職場、その他の如何なる場所においても自分が大切にされている(尊重されている)と思う時に心が平和で満たされると言えないでしょうか。
自分が大切にされている(無視されていない)と思う人の心には平和が芽生え、世界中の一人ひとりにその平和が行き渡れば、戦争や紛争は起こらないというのがマザーの哲学でした。
老子に学ぶ
頻繁にパチンコを打てば家族に申し訳ないというようなことが最初のメールに書かれていましたが、打てば稼げるにもかかわらずお金に執着しない清々しさに拍手を送りたい気持ちが私にはあります。
世の中にはお金よりも大切なものがあることを見透かしておられるKさんの達観にも脱帽します。
これは私個人の死生観、幸福感ですので、皆様に押しつけるつもりは毛頭ありませんが、人は誰でも死を免れることができません。あの世にお金を持っていくことはできません。豪邸も高級車もこの世に置いていくしかありません。
中国の春秋時代の傑物に老子という哲学者がいます。彼が残した名言、「足ることを知る者は富めり。つとめて行う者は志あり」という言葉を私は人生の主軸に据えています。
リヴィエラ倶楽部
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