吉報
前回記事、【快挙】一年がかりの卒業証書で特集したNさんから再び嬉しい知らせが届きましたので以下に抜粋します。
・・・（前略）今日は自己最高記録の25連チャン(沖海チャンス含む)を達成し、金額も10万勝ちました。先月は9連勝、今月は連チャン記録と勝利金額の自己最高記録の達成を成し遂げる事が出来ました。・・・(中略）本当に今日は嬉しくて、顔見知りの店員さんに何度も御礼を言いました。ライバル達（筆者註・Nさんのホールの常連でNさんと競い合う関係にある人のことをNさんはライバルと呼んでいます）とは最近親しくなって、今日は「やるな」と肩を叩かれました。・・・（中略）毎月上旬に負ける悪い癖と精神面のコントロールをしっかりと行える様になるのが、今後の課題かと思います。今日の勝ちは最高でしたが、スランプ時の負け額をいかに抑えるかも大事かと考えています。勝って兜の緒を締めよ、何事もこの言葉を忘れずに取り組んで行きたいです。
方針転換で安定収支へ
涙もろい私(佐々木）はこの短いメールの文面を何度も読み直しました。当サイトではじめてNさんのことを紹介させていただいたのは、苦しみの中から立ち上がれ！～苦戦中の購入者からのメールでした。 以来、Nさんからは何度も当方の指南を仰ぐメールが届き、その都度、個人指導を行ってきたわけですが、最初のうちはそれほど大きな変化もなく、私はひたすら成り行きを見守るしかありませんでした。
その後、徐々に好転の兆しが表れ、他の購入者と比べて、とてつもなく長い時間がかかったものの、Nさんはついに勝ち組に転身されました。
いわゆる遅咲きの桜ですが、人一倍努力された方だけに今後の大躍進に期待がかかります。
ここでいう勝ち組というのは、トータルで勝てる人のことを指します。苦戦中の時代にもNさんは何度も鮮やかな勝利をものにされていましたので、一般の人と比べれば相当な実力者でした。
しかし、年老いたご両親に孝行がしたいという殊勝な気持ちが常にあったNさんは爆発狙いにこだわるあまり、時には暴走もしてしまう弱点を抱えていました。 しかし、前回記事でお伝えした9連勝を記録された頃より、Nさんの心構えにちょっとした変化が生じました。高勝率を目指すべく、たとえ一万円の利益しかなくても勝ち逃げに徹するという大胆な方針転換を実行されたのです。
これが「小利を重ねて勝利する」という当倶楽部の座右の銘の具現化となり、ついに安定した収支を打ち出すことができるようになりました。
コロンブスの卵
私どもが口癖のように言う「コロンブスの卵」とは、まさにこのことなのです。爆発狙いにこだわりすぎますと、必然的にハイリスク・ハイリターンの打ち方になってしまいます。 確固たる攻略ノウハウ(最強攻略法・海殺しX）さえ有していれば、パチンコは理詰めで勝てます。
4勝1敗、勝率8割のペースをキープすることさえできれば、数回に一度は予期せぬ爆発にもめぐり逢うことになります。
これこそが海殺しXの真髄です。
残りの勝利は一万円でも2万円でもよいから（極端な話、僅か3千円であっても）ひとまず勝ちさえすればよいのです。海殺しXのキャリアを増せば、他の台の状況や客の数から冷静に判断して、「今日はこれ以上の勝負は避けるべきだ」というようなことが直感的にわかるようになります。
「勝ち逃げが基本、時に爆発」の積み重ねが驚くほどの収益をもたらします。
海殺しXをマスターしても、平均的な人ならば5回に一回くらいは負けてしまうものですが、その額を最低限に抑えることができれば、小利の積み重ねが予想外の金額に膨れ上がり、それに加えて数回に一度の爆発がボーナスとなって蓄財を加速させます。レジャーから副業へ
この感覚を骨の髄まで染み込ませることにより、パチンコはもはやレジャーではなく副業となります。
リヴィエラ門下生（海殺しX購入者）で活中の方々はどなたも例外なくパチンコを楽しんでいません。
当倶楽部の理念に共鳴され、夢を叶える手段と割り切って、毎度のように無味乾燥な機械(台)と向き合い、そこから副収入を得ているだけです。 今回のNさんの大連荘は滅多に発生しない大記録です。毎回のようにこんな爆発を体験することはプロでも不可能です。
連日にわたって大爆発に成功すれば、一年も経たないうちに豪華な別荘が建つことでしょう。一回の利益が10万円というのはかなりラッキーなケースであり、私の実力をもってしても、このような僥倖は年に数回しかありません。 しかし、その半分の収益（5万円）であれば、海殺しXに通暁した人がミドルスペック機種を数日にわたって打った場合、一日くらいは目論見通りになるはずです。
これがメインの収入源となります。その他の勝負は勝っている時点で潔くやめればよいのです。 「もう少し打って楽しみたい」というような俗人の抱く欲求は心を鬼にしてかなぐり捨てるのです。僅か3千円のプラスであっても、それ以上打って勝ち目がなさそうな日は勝ち逃げすべきであると述べましたが、もっと極端な話をすれば、爆発しない日は負けさえしなければよいのです。
投資額にもよりますが、通常の爆発で得る収入は5万円前後です。数回のプレーにつき一回は爆発すれば、残りの勝負は全てドローであっても、連日打てば一か月で大学出の初任給くらいの稼ぎにはなります。 この額に満足できなければ、残りの勝負で1万円でも2万円でも勝つことを目指せばよいということになります。
Nさんの凄いところは運ではなく実力で爆発に成功したことです。 引用文章の中略部分には、海殺しXの攻略情報に触れることが書かれていましたのでカットさせていただきましたが、誰もがふり向かなかった台を虎視眈々と狙っていて、適切なタイミングで打っために狙い通りの展開になったのでした。
このような体験を何度もするようになりますと笑いが止まらなくなります。
技が決まった時の快感
パチンコそのものを楽しむのではなく、こういうことを楽しむのがプロというものです。
プロのサッカー選手はプレー中も絶えず頭の中でシミュレーションをしていて、このような展開になったらこのように動いて全力でシュートする、というような構想が出来上がっています。 そして、思い描いていた構想が見事に実現して会心のシュートを決めた後は、一週間くらいその場面が頭から離れないと聞いたことがあります。
パチンコも同じです。
私はホールでしばらく打たずに周囲を観察して分析を行います。
そして、このタイミングでこの台を打つというアクションプランを立てるわけですが、想定したシチュエーションが現出した直後に打ち始めた途端、お座り一発の当たりが来ることが頻繁にあります。 それが単発当たりや2～3連荘であれば少しも嬉しくなくなんの感動もありませんが、爆発した時は不覚にも興奮します。
その日の晩、特に入浴時にその時のシチュエーションが頭の中で鮮明に甦ってきます。どの世界でもプロと呼ばれる人種には自然と常人離れした能力が備わるものです。 プロ棋士が何日も前に指した将棋を頭の中で思い返すことができるように、私も自分が爆発する直前に周囲の台が何回当たっていたとか何回転ハマっていたかというような細かい状況を難なく思い出すことができます。
何番台に(名前は知りませんが）誰が座っていたかというようなことまではっきりと覚えています。そして、サッカー選手同様、自分の冴えわたった妙技が一週間は頭から離れません。
心優しき人
そろそろ筆を休めたいと思いますが、最後の話におつきあい下さい。
本当はその他大勢の門下生の成功談も多数紹介したいところなのですが、近頃は物好きのリヴィエラ門下生（特に女性門下生）から「その後のNさんの調子は如何ですか？」というようなメールを時々いただきますので、今回はその後のNさんの成長ぶりを報告させていただきました。 もう一つ、私がNさんのことを頻繁にとりあげる理由があります。Nさんとのメールのやりとりで私が最も感動したのはNさんのパチンコを打つ動機でした。ご高齢のご両親に孝行がしたいというメールがいつまでも私の脳裏に焼きついています。
他にもいろいろとプライベートな話を聞かせていただいたのですが、実に心の優しい人であると思いました。こういう人を神様は決して見放すことはないでしょう。いずれはきっと大物に化けると思います。 まだ駆け出しのプロにすぎないNさんには依然として危なっかしいところもあるのですが、今後、細かい弱点を一つずつ克服することにより完成度の高いプロになっていただきたい、というのが私どもの切なる願いです。
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