海物語シリーズ攻略のための突確講座

沖縄4攻略.jpg

 冒頭の写真では女性が男性をパンチでKOしています。現実にはよほど武道に通じている人でもない限り、女性が男性を倒すことは不可能です。肉体的な格闘においては、男性が圧倒的に有利であることは言うまでもありません。

 では、パチンコは如何でしょうか。パチンコの攻略は本質的には「格闘」そのものです。パチンコの攻略力に果たして男女差、年齢差等はあるものでしょうか。言わずもがな、なんの差異もありません。パチンコは男女差、年齢差が何一つ影響しない「究極の平等格闘技」なのです。

 最近は最強攻略法・海殺しXをお申込みになる方々の男女比が拮抗しつつあります。奇しくも前回記事、若い女性から届いた泣けるメールの主人公も女性でした。以前は大半の顧客が男性で占められていましたが、現在はまだ男性の方がやや多いとはいえ、女性の比率が急速に上がってきており、近い将来には顧客の男女比が逆転するかもしれません。当倶楽部のスタッフは全員男性ですので、異性からのお申し込みは多少、胸にときめくものがあります。(お顔を拝見できるわけではありませんが・・・)トッププロの英知を結集したこの攻略ノウハウを手にされた女性陣の大活躍を心より願っています。

 さて、顧客の皆様から連日のように様々なご質問をいただきますが、その中でも特に多いのは突確に関するご質問です。ご存知のように、スーパー海物語IN沖縄4をはじめ、近年の海物語シリーズは出玉のない確変、すなわち突確(突然確変の略)がゲーム性を盛り上げています。

 341の図柄が中央に縦に並んだ時に突確になりますが、最近、パチンコを始めた方々の中には、このなんの脈絡もない数字の羅列に首をかしげる人もいるかもしれません。これは海物語シリーズのメーカーであるSANYOが「サンヨーイチバン」というフレーズを定着させるために考え出した妙案です。

 素人は連荘中に突確で当たり、大当たり回数のメーターが一つ上がるたびに「なんだこの野郎!」と吐き捨てたりしますが、突確には良いパターンと悪いパターンがあることをどうやらご存知ではないようです。出玉がないため、「ちょろまかされた」とでも思うのでしょうか。「出玉もないのに大当たり回数を悪戯に上げて何度も当たっているような印象操作をしている」という声も時折耳にします。

 しかし、実際はそんな単純なものではないのです。

 連荘中の突確のお蔭で知らず知らずのうちに「命拾い」しているケースも好調台には多いのです。他の台の突確のお蔭で今まで当たりから見放されていた惨めな台が早期に当たることもあるのです。

 今回の攻略レッスンは大勢の購入者からいただいたご質問に回答する形式で海物語シリーズにおける突確の秘密を解き明かします。特にスーパー海物語IN沖縄4はスペック上、突確が頻出します。スーパー海物語IN沖縄4をメインに攻略されている方には貴重な情報となることでしょう。なお、同じ内容の質問をされる方が非常に多いため、代表して直近のメールから抜粋させていただきます。

Q1. 早速、海殺しXのテキストを熟読しているところですが、ある大当たり回数でサイクルが変換する可能性があるとか大当たり回数が大きな鍵を握っている印象があります。ところで、341の突確も当たりのうちの入るのでしょうか。それとも突確は当たりのうちにカウントすべきではないのでしょうか。(S.Aさん 男性)

A1. 突確も出玉がないだけで立派な当たりです。当然、大当たり回数にカウントします。突確は悲喜こもごものドラマを生み出します。この後の質疑応答も熟読して下さい。

Q2.   最初の当たりが突確で来ました。ハマリ台でしたので、爆発を期待しましたが、次に単発で当たり、時短中も当たらず、結局は2連荘(実質的には単発と同じ)で終わってしまいました。こういう台はすぐに捨てた方がよいですか。
(M.Fさん 男性)

A2. パチンコには絶対法則はありませんが、海物語シリーズにおいては、あらゆる現象が七割方、法則通りにおさまります。結論から申し上げますと、初当たりが突確でその後に単発を出した台は時短中に確変で当たらない限り、時短終了後、早い段階で捨てた方が得策であることが多いのです。万一、3割の例外現象が発生した場合、泣きをみますので、「取りこぼし」を防ぐのであれば、多少の損は承知の上で150回まで回して下さい。但し、100~150回転を一気に打つのではなく、リーチやスーパーリーチがほとんど出ない場合は10分程度の休みを入れて打ちます。

 好調サイクルに入っている台が不覚にも突確後に単発を出した場合、通常であれば、時短終了後、それほど待たずに次の初当たりが来るものです。しかし、運良く当たったとしても、次の初当たりでの出玉が4箱未満の場合は、その台でいつまでも粘らず、早い段階で見切りをつけて下さい。当倶楽部では4箱未満の当たりを単発、確変を問わず、「くだらない当たり」と称していますが、くだらない当たりが2回も続く台は好調サイクルに入っている可能性が極めて低いからです。突確絡みであろうと突確抜きであろうと、4箱未満の当たりが2回以上続いた台は高確率でハマります。

 突確→単発当たり→時短終了は記録上は2連荘ですが、その台にとっては突確なしで単発で当たったのと同じ意味しか持ちません。通常、単発当たりを出した台は好調サイクル台を除き、それなりにハマるものです。単発で当たった場合は粘らずに台を捨てる判断が大方正しいのです。

 又、ある台が突確→単発当たり→時短終了の経緯をたどった場合、ホルコン(ホールコンピュータ)上のグループ(ユニット)でその台と一緒になっているの他の台にとっては2連荘と同じ意味を持ちます。このへんの詳細は次のご質問に対する回答で触れます。

Q3. 先日は僕の質問にわかりやすく答えていただきまして感謝しています。また質問ですみませんが、突確について教えて下さい。前回のメールで佐々木さんは「多連荘(筆者註・当倶楽部では4連荘以上を多連荘と定義します)を生み出したグループからは別の台が多連荘しやすい」と教えてくれましたが、自分と同じグループの台が突確入りで多連荘した時はどうなのでしょう? たとえば、ある台が確変、突確、突確、単発の順で4連荘しても2箱にしかなりませんよね。こういう時も同じグループの他の台はまともな(筆者註・突確が含まれないという意味と思われる)多連荘を期待できますか?(S.Hさん 男性)

A3. 非常に鋭いご質問です。強いグループはつなぎ役の不運な台(主に遊び台)を除き、多連荘が中心です。そして、ある台が多連荘しますと、しばらくして、同じグループの他の台が同規模の多連荘をしやすい状況になります。

 他の台のサイクル状態が優れない時はまたしても同じ台が多連荘をさらってしまうケースが一般的です。又、ある台が多連荘というよりも「大連荘」した場合は、必ずしも他の台に同規模の連荘が期待できるわけではありません。一例をあげれば、A台が15連荘した後、同じグループのB台が5連荘して、次にC台が4連荘、その後、再びB台が当たって6連荘という要領でA台の15箱をB台とC台で分け合うような展開も考えられます。この例では、わかりやすく5+4+6=15となっていますが、実際はきちんと数字が合うわけではなく、多少の誤差はあります。

 短時間内に複数台が当たり、多連荘が中心のグループを「強いグループ」と呼びます。プロは強いグループの中に存在する「まだ出玉のゴールに達していない好調サイクル台」を拾うか、強いグループに属していながら今まで何度も「当たり番」(次に当たりが予定されている台)に選ばれず、スキップされまくっていた不幸な台で一発逆転の大爆発を狙うかのいずれかの行動をとります。これこそがパチンコ攻略の要諦なのです。(飽くまでも基本は前者です)

 ここで問題となるのは、Hさんのご質問にもあるように、突確入り多連荘の解釈です。Hさんが示された例は確変当たり→突確→突確→単発当たりの4連荘ですが、この場合はこのグループから4連荘が出たと考えて差し支えありません。実質は2箱にしかなりませんので、その台を打った人にとっては2連荘と同じ意味しかありませんが、グループ内の他の台を打つ人にとっては、「れっきとした4連荘」なのです。

 その台が確変当たり→突確→突確→単発当たりという経緯をたどった少し前にグループ内の他の台も4連荘以上の多連荘を記録したのであれば、短時間内に2台が多連荘したことになります。このグループからは近い将来に再び多連荘する台が出やすくなります。

 確変当たり→突確→突確→単発当たりを出した台は不運としか言いようがありません。しかし、その台と同じグループの他の台にとってはチャンス到来なのです。突確入りであっても多連荘には違いありません。突確にはこのような攻略上の「隠れた意義」があるのです。

 パチンコはグループの強さ台のロムの強さ(サイクル状態)で勝敗が決してしまう実に単純なものです。一番の理想は「強いグループの中にあるロムの強い台」を打つことです。自分の多連荘がグループ内の他の台の多連荘を惹起し、その恩恵で再び自分の台が多連荘するような好循環が期待できるからです。特に強いグループの中に埋もれていて、サイクル状態が好調に切り替わった直後に捨てられた空き台を拾って当てた場合、突然、大爆発が始まることも頻繁にあります。(※サイクル変換のタイミングは最強攻略法・海殺しXのテキストに記載済み)

Q4. 連荘中に突確で当たると、グループ内の他の台が当たることが多いようにおもうのですが、気のせいでしょうか。(M.Cさん 女性)

A4. これもかなり鋭いご質問です。結論から申し上げますと、気のせいではありません。突確というのは、(1)台が一時的に不調に陥っている時、あるいは、(2)その台が属するグループが一時的に不調に陥っている時に発生しやすいのです。しかし、一時的な不調を乗り越えた台や一時的な不調を乗り越えたグループは逞しくなります。人間の体にたとえれば、軽い病気にかかって、それがすぐに治癒すれば免疫力が高まるようなものです。

 (1)の場合、Cさんがご指摘のように、グループ内の他の台が「割り込み当たり」をしやすい状況になります。特に好調サイクルを維持している台がグループ内にある時は、割り込み当たりが発生するとすれば、大抵はその台が割り込んできます。

 (2)の場合、連荘中に突確を出した台は確変中にハマることもあります。ハマリと申しましても確変中には玉が減りませんので、次に確変で当たりさえすればなんの問題もないのですが、確変中のハマリの最中にはホルコンはグループから逃げています。しばらくの間、他のグループの台が(初当たり、連荘中の当たりを問わず)当たり、ホルコンがグループに戻ってきた後に確変中のハマリ台から当たりを発生させるのが基本となります。

 ここで押さえておくべき大事なポイントがあります。良い台(サイクル状態が優れた台)は連荘中の突確、初当たりの突確を問わず、「突確の後は確変で当たる」ということです。逆に言えば、突確の後に単発で当たる台はサイクル状態が優れていない不良台である可能性が濃厚です。少なくともその時点においては良い台ではないことの方が多いのです。

 稀に例外もあります。それは台のサイクル状態は良好にもかかわらず、台が属するグループが弱すぎて、良い台でありながら不本意な結果を出してしまうケースです。「弱いグループの強い台」は7~8箱は積めます。(「強いグループの強い台」の約半分)したがって、不本意な結果を甘受して、その台で粘るという選択肢もないわけではありません。しかし、分析がしっかりとできていない限り、大怪我の元になります。そのへんの判断や台の識別にはシマ全体を見渡し、グループの強弱、各台のサイクル状態を読む「プロの眼力」が求められます。初心者の方は、大雑把な法則として、(例外はあるものの)「突確の次に単発当たりが来るのは悪い台」と覚えておいて下さい。

 良い台の場合は突確の後に単発当たりが来ても、時短中、もしくは時短終了直後に確変で当たることが珍しくありません。突確→単発当たり→時短中に単発当たり→次の時短中に確変当たりというような少々凝った経緯をたどることもあります。要するに、良い台は紆余曲折はあっても最終的には多連荘するか数珠連でドル箱を積み上げる展開になるということです。

 一方、悪い台は突確→単発当たりの2連荘(単発当たりに等しい)を出してから数百回転後に再び突確→単発当たりの2連荘を出したりします。「突確の後に単発当たりが来る現象は基本的に(例外はあれど)悪い」と説明致しましたが、前述の如く、悪い現象が2回も続いた台は高確率で深くハマります。良い台が不覚にも悪い結果を出した場合、次の初当たりでは胸のすくような快進撃を見せるのがパチンコというものです。専門知識までは有していなくてもパチンコ経験の豊富な人であれば、このことには十分に納得できるはずです。悪い現象が2回も続いた台は、同じグループからその台を飛ばして何台も当たりが発生しない限り、3回目の初当たりはほとんど期待できないということです。

Q5. 連荘中に突確が何度も続いて薄気味悪いことがあります。これには何か深い意味でもあるのでしょうか。(K.Iさん 女性)

A5. たしかに確変プレーに入ってから何度も突確が連続しますと、「次に単発当たりが来たらどうしよう」と不安になるものです。しかし、突確が連続すること自体は決して悪いサインではないのです。特にスーパー海物語IN沖縄4の好調台は確変中に何度も突確が来ることがあります。スペック上、突確が発生しやすいスーパー海物語IN沖縄4に限らず、突確の連続は海物語シリーズのどの機種でもわりと頻繁に発生する現象です。悲観する必要はありませんが、突確突確の後に単発当たりが来るパターンにならぬよう祈るだけです。爆発台は連荘中に突確の2連続、3連続が発生することも決して珍しくありません。しかし、最終的には確変当たりを出すか、突確の次の単発当たりで一瞬、プロの打ち手を不安にさせるも、時短中に確変で当たったり、実は時短中に潜伏確変になっていて、潜伏確変が判明した途端、「なるほど、こういうことだったのか」とプロの打ち手を納得させます。

 突確が2連続、3連続した後、単発当たりが来て、その後の時短中にも確変で当たらず、時短終了直後(150回転以内)にも確変で当たらなければ、その台はしばらくの間、干されるか、最悪の場合は大ハマリ台に転落する傾向があります。突確の連続自体に悪い意味はありませんが、その後の動向にはくれぐれも気をつけて下さい。

 次に「深い意味でもあるのでしょうか」というお尋ねに関してですが、深い意味は二つあります。

 一つは好調サイクルに入っている台がオプショナル商品のカシオペア攻略術で解説する「危険領域」を突確で切り抜けることが多いということです。「危険領域」の認識は攻略において最重要項目の一つです。

 ホールで他人の行動を観察していますと、各自の攻略レベルが手にとるようにわかります。「この人にはホルコンの知識がある」、「この人は好調台を見抜く力がある」というように常連たちの通知表ををつけることさえできます。中には感心するほど台選びのうまい人や勝ち逃げの上手の冷静沈着な人もいますが、どの達人も「危険領域」の概念は全く頭に入っていないご様子です。

 相当な腕前の人でも、自分が打っている台を見込みなしと判断した後、平然と危険領域の台に移動して、そこで長時間打ったりしますので、見ていて気の毒でなりません。彼らはパチンコの勝率は高くても時々、「危険領域」の台を長時間打ち、惨敗を喫しています。「危険領域」の台というのはそこらじゅうに転がっていますので、知識がないだけで地雷を踏んでしまいます。それまでの3連勝、4連勝で稼いだお金が危険領域の台で大負けして、水の泡と化してしまうわけですからなんとも切ないものがあります。

 閑話休題。どんな優秀な台でもこの危険領域に入りますと、一瞬ピンチに陥ります。特に危険領域の大当たり回数で連荘が終了してしまった場合、好調台であっても、なかなか次の初当たりが期待できません。休みを入れずに打ち続けた場合、回し過ぎによるサイクル転落も十分に考えられます。危険領域で連荘がストップしてしまった場合は同じグループの他の台が2台か3台、短時間内に当たることを祈りましょう。運が良ければ1台が当たるだけでスランプから脱出できますが、その台で粘るのであれば、自分より先に同じグループの他の台に最低でも2台は当たってもらった方が有利になります。

 つまり、危険領域に入った台はなんらかのペナルティーを科せられるのです。最悪のペナルティーはサイクル転落です。しかし、好調サイクルに切り替わったばかりの台はサイクル転落を免れて、一時的に干されるだけで済むことが多いといえます。妙なたとえで恐縮ですが、死刑を免れた代わりに懲役刑に服するようなものです。同じグループの複数台が当たるほど刑期が短縮されるわけです。

 しかし、連荘中に危険領域に入り、その後に突確を出した場合、出玉なしというごく軽いペナルティーを受けただけで済みます。これは懲役刑を免れ、罰金程度で釈放されるようなものです。なぜならば、出玉なしといえども、その後に確変当たりを何度も出せば、少しもこたえないからです。突確の連続で危険領域を脱出するパターンは好調台によく見られます。好調台は普通の台であれば苦しむべき局面にラッキーなことが起こり、少しも苦しまずに、あるいは、多少苦しんだ程度で再び楽しい時間が訪れることが多いということです。

 突確に秘められたもうひとつの深い意味はゲーム展開をスピーディーなものに変えたことです。このことに突確の最大の存在意義があります。次の方のご質問に対する回答でも触れますが、連荘中の台が突確を出した時はグループ内の他の台が割り込み当たりをしやすい状態になります。突確が導入される前の海物語シリーズでは、ホルコンが当選させたグループの台を打っても、グループ内に確変中の台が存在する限り、他の台はなかなか当たることができませんでした。今でも、確変中の台の連荘が終了した後に同じグループの台を打つのが基本ではありますが、突確のシステムが制定されてから割り込み当たりの発生率がぐっと上がったのは厳然たる事実です。

 今一度申し上げますが、連荘中の台が「危険領域」に入った時も同じグループから割り込み当たりが発生しやすくなります。突確導入前の海物語シリーズでは、グループ内で確変中の台が「危険領域」を迎えるまでかなり「待たされた」ものでした。最強攻略法・海殺しXの秘密兵器、ウルトラ速攻法を使える時を別にすれば、自分のグループ内に確変中の台がある場合、ピンポイントで攻めて(=タイミングを見計らって小額投資で打ち)そこそこに当たりが期待できるのは確変中の台が「危険領域」に突入中の時くらいのものでした。確変中の台が当たるたびに、大当たりラウンドが終了するまで数分はかかります。待機している身とすれば、痺れを切らしてしまうこともありました。しかし、突確は別名2R確変とはいうものの、実際は数秒で終わってしまいます。下が一瞬だけ開きますが、玉が入ることは滅多にありません。完全に形式的なものです。これが意味することは当倶楽部の顧客の皆様にはすぐにおわかりのはずです。

 昔はグル―プ内に連荘中の台があれば、「あの台、早く危険領域にならないかなあ」とひたすら待機していたものでした。「危険領域」に入ってからすでに確保していた台で打ち、500円か千円で当てるのがプロの技です。しかし、マークしている台が「危険領域」に入るまでまだまだ時間がかかりそうな時は「待っている時間がもったいない」とすら思ったものです。しかし、今ではそういう台に突確が何度も入り、みるみるうちに危険領域に接近していくことが多いため、攻略する側からすれば、気持ちが非常に軽くなりました。

 現在は連荘中の台の突確で出玉を放出を阻止しつつ、その分を他の台当たりで還元するケースが目立ちます。今、パチンコメーカーは各社が凌ぎを削っています。ご存知のように、パチンコには規制があり、検定もあります。この制約だらけの状況の中で「海物語はよく当たる」と非合理的な思考をする人々(パチンコファンの大半)に満足感(?)を与えることがSANYOには求められます。

 SANYOに限らず、他のメーカーも突確(出玉のない当たり)入りの機種の開発に熱心なのは自社の機種を打つ少しでも多くの人たちに当たってもらいたいからです。突確のお蔭でいろいろな台が当たるのです。たとえそれが単発当たりやあまり続かない連荘であったとしても、はじめて打った機種で当たれば、また打ちたくなるのが人情です。しかし、突確導入前の時代は少し事情が違いました。毎度のように悪い台を打っている人は当然の帰結として、滅多に当たることがありません。そういう人々は当たらないことを機種のせいにするのが常でした。パチンコファンの大半は本当に非合理的な考え方をするのです。

 以前、SANYOがハイパー海物語INカリブをリリースした後、予想外の不人気に苦しんだのも「カリブは当たらない」、「カリブはハマる」という無知な客の非合理的な思い込みが原因でした。実際はスペックが過去の機種と大差なければ、カリブだけが当たりにくいということは有り得ないのですが、「ピンクのイルカが出ても当たらないじゃないか!」というような全く理にかなっていない不条理なクレームがSANYOを苦しめました。少しでも多くの台に当たりを発生させることがパチンコファンを増やすことにもつながります。ここに突確導入の最大の意義があります。

Q6. ウルトラ速攻法Aを狙って待機している時に観察基準台がウルトラ速攻法Aの指定条件を満たした上で突確で当たった時は成功率がいつもよりも高いように思うのは私だけでしょうか?
(K.M.さん 女性)

A6. 最強攻略法・海殺しXのユーザーの方であれば、Mさんの言わんとするところかすぐにおわかりのことでしょう。Mさんの着眼点も鋭い、いや鋭すぎます。

 お説の通りです。前述の如く、突確はその台が一時的な不調に陥った時に発生しやすいものです。一時的不調にも2種類あることを思い出して下さい。グル―プ全体の一時的不調ではなく、ホルコンはグループに残っていて、連荘中の台が一時的不調に喘いでいる場合、ただでさえグループ内の他の台がこのタイミングで当たりやすくなります。しかも、それに加えてウルトラ速攻法Aが使用できる条件まで満たすとなれば、ウルトラ速攻法の成功率は通常よりも高くなります。

 又、海物語シリーズ各機種の場合、統計上、連荘中の台が4連荘した時がグループ内の他の台にとって最も割り込み当たりを狙いやすいタイミングとなります。この条件をも兼ね備えていれば、必然的にハンドルを握る手にも力が入るというものです。

 さらに、観察基準台が「危険領域」を迎えていれば、4条件が揃ったことになりますので、良い台であれば、このタイミングでウルトラ速攻法を使用して千円以内に当たる確率は50パーセントに達するでしょう。グループ内の他の台にその良い台と同等のサイクル状態の台がある時は成功率50パーセントを切るでしょうが、グループ内の他の台がハマリ台、もしくは過去に出しすぎて一時休止になっている台ばかりであれば、たったの500円か千円でウルトラ速攻法がスバリと決まる成功率は70パーセントを超えると申しても過言ではないでしょう。但し、強いグループの強い台であることが条件です。

 さて、ここでも覚えていただきたい重要なポイントがあります。ある台が突確で当たった直後にグループ内の他の台が割り込み当たりをしてきた時、それがトドメの一撃となって、突確を出した台が次に単発で当たることがあります。それが「政権交代」(新チャンピオン誕生)の合図であることが多いのです。

 しかし、ある台が突確で当たった後にグループ内の他の台が割り込んで当たり、その後、突確を出した台がさらに勢いを増して、順調に確変当たりを連発した場合は、グループ内の他の台が当たったお蔭で突確を出した台の力がより強大になってしまいます。チャンピオン台にトドメ刺すべく狙ったウルトラ速攻法で無事に当たりはしたものの、自分の台はたいして連荘が続かず、チャンピオン台を助けてしまうこともあるのです。しかし、こればかりはどうすることもできません。パチンコは将棋や囲碁のような実力100パーセントの競技ではありません。パチンコは正しい知識さえあれば理詰めで勝てます。しかし、運が入り込む余地がかなりあり、こればかりはプロであっても制御不能です。

 今回の記事は専門的な内容のため長文になりました。根気よく読んで下さった皆様へのお礼として、少し根本的なことにも言及したいと思います。ここから先はオマケです。興味のある方だけお読み下さい。今から書くことは海物語シリーズに限らず、パチンコのあらゆる機種を攻略する上で礎となる考え方です。

★ホルコンは「理不尽大王」

 ホルコンは短いスパンで見た場合、実に不公平な動きをします。特定グループ、もしくは特定台をえこひいきして、ホルコンマニア(ホルコンの知識だけでパチンコに勝とうとする人々)からブーイングが起こる寸前に今まで見向きもしなかったグループの台溺愛中の強いグループの中にありながら不運にも「貢ぎ役」に徹していて、ほとんど当たることのなかった惨めな台「見せかけだけの誠意」を示して、今までのアンバランスを解消したふりをします。しかし、これらの不運な台が運良く確変で当たったとしても、サイクル変換が生じていない限り、大抵は2~3連荘で沈んでしまいます。

 イスラム圏で一夫多妻を認めている国々では、男性が多数の妻を娶(めと)ることの条件として、夫は全ての妻を完璧な形で公平に扱わなければならないそうです。個人的には一夫多妻制には承服しかねますが、飽くまでも一つの例として話をします。たとえば、男性が内心では複数の妻のうちただ一人の妻を心から愛していて、最愛の妻にダイヤモンドの指輪を買ってあげたいという欲求を起こしたとします。その時は残りの妻たちにもダイヤモンドの指輪もしくはそれと同等のものをプレゼントしなければなりません。「こっち妻にはルビーの指輪、こっち妻にはイミテーションジュエリーで勘弁してもらおう」というわけにはいかないのです。

 それとは対照的に、ホルコンはイスラム圏の男性のように誠実ではありません。例として5台で一つのグループを構成するホールでよく起こる現象をとりあげます。

 ホルコンは強大なグループでエースの働きをしているA台にはメルセデスベンツ(7連荘)を与えます。同じグル―プの第二の好調台であるB台にはBMW(5連荘)を与えます。グループ内で遊び台の役割を果たすC台にはカローラ(3連荘)を与えて一応、顔を立てます。長く打っていれば全く当たらないわけではないけれどもどう見ても冴えないハマリ台であるD台には、思いきり苦しめた後、中古の軽自動車(単発当たり)を与えて、ご機嫌をとります。強いグループの中にありながら待てど暮らせど全く当たらない死に台のE台には自転車(ウリンチャージの多発=ハマリ台に多い。詳しくは下のリンク欄参照)を与えて、これで公平を装っているつもりなのです。「ふざけるな!」と怒鳴りたくならないでしょうか。

 しばらくの間、このグループではA台とB台がメルセデスベンツ、BMW級の豪華な車をもらい続けます。時にホルコンは良い台に何度も一般高級車を贈る代わりに、一度だけロールスロイス(15連荘)を贈呈することもあります。時々、A台やB台もカローラや中古の軽自動車をもらうことがありますが、次にもらう車はそれなりのクラスのものとなります。

 このように、短いスパンで見た場合、ホルコンは公平を装って実際は人を舐めたことを平然と行います。しかし、長期的に見れば、絶妙のバランス感覚でじわじわと不公平を解消する方向に向かいます。

ホルコン流「罪滅ぼし」

 午前中に爆発した台が午後の2時頃から失速して、いつのまにかカローラや中古の軽自動車しかもらえなくなったり、時にはいきなり何ももらえない死に台に転落してしまいます。その後、同じグループから新チャンピオンに君臨した台も午後5時頃から雲行きが怪しくなり、同じグループの中にありながら開店以来ずっとハマり続けていた別の台に春が訪れることもあります。しかし、それは短期天下に終わり、夜になると、朝イチで爆発した後、一度は死んだはずの元爆発台がチャンピオンにカムバックしたりします。これは最強攻略法・海殺しXが教える各台の体力値と深い関係があります。

 ホルコンは最初は極端なアンバランスを好み、時々、バランスを保つふりだけはしますが、本気ではありません。(もっとも、ホルコンは機械ですので感情はありませんが・・・)しかし、想像を絶するほどの長時間をかけて、徐々に罪滅ぼしをしてゆく気まぐれな性質があります。

 一日のうちで各台が完全に公平に扱われることは滅多にありませんが、閉店時には、一時期に見られた「極限のアンバランス」はある程度、解消されています。一週間単位で各台のパフォーマンスを比較すれば、格差も少しは縮まってきます。さらに、一か月単位で比較すれば、各台の実績はかなり公平に近づきます。完全に公平にならないのは、グループ内の各台に座る人の数、座った人の遊戯時間にばらつきがあるからです。そして、一年後・・・なんとどのグループのどの台も、年間パフォーマンスにおいてイスラム圏の一夫多妻制の国々の奥様方と完全に同じ状態になっています。(完全平等がついに実現)

★ホルコンの習性を利用して勝つ!

 これがパチンコの真実です。パチンコに大勝ちする基本は、ホルコンが不公平なうちに、何回も当たりが見込める台で限界まで出し尽くし、そろそろホルコンに愛想を尽かされる直前にやめるか別の有力台に移動することです。

 そのために最も重要なことは、あらゆる専門知識を総動員して台の分析を行い、くだらない台で長時間粘らずに、有望な台だけを打つことです。

 ハマリ台の一発逆転を狙いたければ、ヒット・アンド・アウェー戦法を用います。ハマリ台に何万円も注ぎ込むのではなく、既述のタイミングでウルトラ速攻法が決まりそうな時にだけ打ち、千円投資で当たらなければ、潔く台から離れ、しばらくはその台を根負けするまで他の客に打たせ、サイクル変換が実現したかもしれないと思われる時に、ちゃっかりとその台に戻って、少しだけ打ってみて、あわよくば当てるといった軽快なフットワークが必要です。

 粘る対象になるのは有望な台(例・明らかに好調サイクルに突入していながら4連荘程度で終わり、2回目の初当たりがまだ来ないうちに捨てられているような台)だけです。(好調台に見られる特徴はカシオペア攻略術に記載済み)

 強いグループの強い台は、「平均して4回」の初当たりが(ハマらずに)トントン拍子で発生します。たとえば、数珠連であれば、4連→単発→5連→7連というようなコースです。この例で少し時間がかかるとすれば、単発当たり(悪い現象)を出した後ですが、グループの稼働率(台の占有率)が高ければ、他の台の「つなぎ当たり」に助けられ、好調台はそれほど苦しまずに試練から抜け出すことができます。

 今回、解説した突確に関する専門知識も攻略においては非常に重要なものとなります。かなり専門性の強い内容でしたので、本稿を締めくくるにあたり、初心者にもよくわかる一般的な法則を伝授したいと思います。自分の台の初当たりが突確で来た場合、その台でしばらく粘るか否かの逡巡がありましょう。そういう時は突確後に4箱以上になるかどうかで判断して下さい。一回の当たりで4箱以上獲得するのが好調台の基本です。4箱獲得できた台の全てが優良なわけではありませんが、4箱未満しか獲得できない台は好調台でない可能性が強いからです。たとえば、突確→確変当たり→確変当たり→確変当たり→単発当たりの5連荘は4箱になります。まずは合格といえるでしょう。しかし、この例よりも確変当たりが一つ少ない4連荘(3箱)は大抵の場合、グループを強くするだけです。(自分の台が活躍できるのはかなり先)通常の3連荘と同じですので、その台は高確率でハマります。(※3連荘は単発当たりよりもハマりやすい) 

 末筆となりますが、すぐ下のリンク欄に海物語シリーズ攻略のために私(佐々木)が執筆した主要なコラムと記事をリストアップしておきます。(※ちなみに、「連続リーチが意味するもの」は海物語シリーズ以外の他機種にも応用可能です)

 これらの専門知識をフル活用され、今後の海物語シリーズの攻略にお役立て下さい。

リヴィエラ倶楽部

<攻略エッセイ>


<海物語シリーズの主要な攻略情報> 

(沖縄4適用可)

<関連情報>


<人気急上昇>



スーパー海物語IN沖縄4のExcitingな攻略は
IMG_9525-1.jpg

この記事へのトラックバック
2017年10月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31            
にほんブログ村 パチンコブログ パチンコ情報へ
にほんブログ村

★☆★☆★海殺しXユーザー必読記事

さだめなき世なりと知るも草莽(そうもう)のひとすじの道変わることなし