死者の数では東日本大震災、阪神大震災には遠く及ばぬものの、避難民の数は20万人を突破し、道路が遮断されたり、橋が崩落するなどして、現在でも救援態勢がなかなか整わない状況が続いております。
復興のための前途は明るくなく、間違いなく最大級の自然災害といえます。命を落とした人がそれほど多くはなかったという理由で軽視されがちですが、熊本の災害は我が国の行く手を覆う黒い影となるものと思われます。
当倶楽部では売り上げの一部を被災者支援のためにカリタスジャパンに寄付致しました。カリタスジャパンはバチカン市国を本拠地とする国際カリタス(国際NGO)の下部組織であり、私どもが最も信頼を置く慈善団体です。
過去にも東日本大震災、ネパール大地震、ミャンマー洪水被害等に際して、私どもは売り上げの一部を義捐金として寄付してまいりました。
熊本地震の発生直後、親日国の台湾からは馬英九総統らの呼びかけにより、政府及び民間から多額の寄付が寄せられています。
今、台湾からは政治家、政党、企業、一般個人等、様々な送り主からの義捐金が次々と我が国にもとに届けられています。大変有難いことですが、日本国内の出来事ですので、本来は我々日本人が隣人のためにひと肌脱ぐべきではないでしょうか。
最強攻略法・海殺しXユーザーの皆様に改めてお願い申し上げます。
パチンコで爆発した時の稼ぎの一部で構いませんので、熊本で苦しむ人々のために義侠心を見せていただけないでしょうか。
当倶楽部はトッププロ集団としてのプライドがあり、少しは懐の痛む額を寄付しましたが、個人で寄付をされる方は小額でも全く構わないと思います。たとえ五百円、千円程度であろうと塵も積もれば山となります。
寄付の方法は至って単純です。お近く郵便局に行って振替用紙をもらい、郵便振替番号に00170-5-95979、加入者名に宗教法人カトリック中央協議会カリタスジャパン、 通信欄に「熊本地震」と書くだけです。
次にATM機に振替用紙を挿入し(振替用紙専用の挿入口があります)、後は画面の指示に従い、常識的判断でボタン操作を繰り返し、次へ次へと進んでいくだけで最終的にお金を納める入口が開きます。若干の手数料がかかりますが、窓口で払うよりもATM操作の方が手数料が少しだけお得です。
気をつけていただきたいことが一つだけあります。
カリタスジャパンは便宜上、宗教団体の扱いとならざるを得ないため、寄付金控除の対象外です。控除を受けたい方は控除特典を伴う団体への寄付をお願い申し上げます。そもそも義捐金の送金先はカリタスジャパンでなければいけないわけではありません。
私どもがカリタスジャパンに絶大な信頼を寄せる理由は主に二つあります。
そのうちの一つは長年の活動実績を通じて国内外のネットワークとノウハウが豊富に構築されていることです。特に海外の被災地・戦災地の支援活動においては、その強みをいかんなく発揮します。カリタスジャパンは通常の政府系ルートに加えて、「カトリック教会ルート」という別のチャンネルを有します。
カトリック教会は世界各国にあり、大半の国において、日本におけるカリタスジャパンに相当する国際カリタスの下部組織が存在します。このような横の連携により、迅速な救援活動が可能となるのです。
又、自然災害等が発生した時、どこを重点的にサポートすればよいのかという判断には長年のキャリアが問われることになります。
「まず優先的にやらなければならないことは医療支援なのか、食料支援なのか?」というようなことから始まり、「このようなケースにおいては、○○の支援が手薄になりやすい」といった過去の教訓から臨機応変に支援の方向性を定めることができます。人々から集めた貴重な浄財を無駄なところに使っては効果が半減します。
二つ目の理由ですが、カリタスジャパンは常にバチカン(ローマ教皇庁)の厳しい監視下に置かれています。不正が行われる可能性は通常国家の政府監視下に置かれている団体、国連監視下に置かれている団体よりも低いと言われています。
カトリック教会の三大使命は(1)秘跡の執行、(2)福音の宣教、(3)愛の行為の実践と定められており、国際カリタスならびにその傘下団体は(3)の一部を受け持つ重要な機関です。カトリック教会の存在意義の根幹にかかわる部分だけに凡人の想像を絶した厳しさでもって管理されています。
当然ながら、皆様から寄せられる寄付金は一円たりともカトリック教会に流れることはありません。(※カリタスジャパン運営支援のための寄付を除く)
かつて安部首相が提唱した「美しい国日本」が今、度重なる災害で大変なピンチに立たされています。愛国心のある方は当倶楽部の呼びかけに応えていただきたいものです。
寄付をしていただいた方は当倶楽部の事務局までメールでご一報いただければ幸いです。(なんのお礼もできませんが・・・)
リヴィエラ倶楽部